1950-03-16 第7回国会 衆議院 本会議 第27号
すなわち、職業教育及び職業指導審議会を教育課程審議会に、青少年教育審議会及び労働者教育審議会を社会教育審議会に、またローマ字調査審議会を国語審議会にそれぞれ統合し、さらに教職員養成審議会及び教員検定審査会を統合して教育職員免許等審議会を教科用図書審議会及び教科用図書検定調査会を統合して教科用図書検定調査審議会をそれぞれ新たに設けようとするものであります。
すなわち、職業教育及び職業指導審議会を教育課程審議会に、青少年教育審議会及び労働者教育審議会を社会教育審議会に、またローマ字調査審議会を国語審議会にそれぞれ統合し、さらに教職員養成審議会及び教員検定審査会を統合して教育職員免許等審議会を教科用図書審議会及び教科用図書検定調査会を統合して教科用図書検定調査審議会をそれぞれ新たに設けようとするものであります。
尚、国語審議会とローマ字調査審議会をば統合いたしまして国語審議会といたすのであります。それから、教科用図書審議会と教科用図書検定調査会をば教科用図書検定調査審議会とするのであります。この五項目に亘つておるのが審議会等の整理統合であります。
次に国語審議会とローマ字調査審議会との統合であります。ローマ字調査審議会は、ローマ字による国語の書き表わし方に関する事項を調査審議することが目的でありますから、国語の全般問題と関連をいたします関係上、今回この両者を統一いたしまして国語審議会といたしたのであります。最後に教科用図書審議会と教科用図書檢定調査会の統合であります。
第四番目は、国語審議会とローマ字調査審議会の二つを統合する問題であります。ローマ字調査審議会の目的は、ローマ字による国語の書き表し方に関する事項を調査審議することになつておりますが、これ又国語全般の問題とも関連をいたしますので、両者を統合して一つの国語審議会といたしたいと思うのであります。
ところでこの二十四のあとの四つの分、二十四条に挙げられていない審議会、例えば教員検定審査会とか、ローマ字調査審議会、それから教科書出版資格審査会、教科用図書検定調査会ですか、この四つのものは外の別の法律によつて規定されておるものでありましようか。この文部省設置法の二十四条には載つておらんのでありまするから、その根拠をちよつとお尋ねいたしたいと思います。