2006-06-06 第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
ローカル輸送の需要そのものがさらに減少をしていくという中で、果たしてこの第三セクターが将来にわたって鉄路を維持していけるのかという大きな問題がございます。 並行在来線はその地方が責任を持つという方針で、例えば採算性の極度の悪化あるいは累積赤字の増大等で廃線という経営判断がなされることも第三セクターの方で可能でございます。
ローカル輸送の需要そのものがさらに減少をしていくという中で、果たしてこの第三セクターが将来にわたって鉄路を維持していけるのかという大きな問題がございます。 並行在来線はその地方が責任を持つという方針で、例えば採算性の極度の悪化あるいは累積赤字の増大等で廃線という経営判断がなされることも第三セクターの方で可能でございます。
完成後の経営分離された在来線は、旅客の方はローカル輸送だけになりますので当然経営は厳しい。それから、仮に廃止ということにでもなると、今度は貨物輸送のルートがなくなってしまうというようなことにもなります。
それにしましても、今地方交通線がなぜ乗客が減っているのかということは、先ほど申し上げましたように、どうしても遠距離輸送というものを優先をしていくためにローカル輸送の方は犠牲にされている。そのために非常に不便を乗客に強いている。
それから神戸沖あるいは但馬のというお話も出ましたけれども、そういったところからヘリコプターであるとかで結ぶべきだというようなローカル輸送と申しますか構想があることは事実でございます。
○政府委員(杉浦喬也君) 地方交通のあり方につきまして、陸運局の方でいわば広域的なローカル輸送の検討を総合的に行っておるわけでございます。その方の審議会によりまして徐々に各県ごとに対策を講じつつあるということでございますが、にわかに全国にわたるというわけにもまいりません。
現在、国道一号線に静岡鉄道バスが五十五本片道走っておりますが、私どものローカル輸送も四十四本ということで、これも大いに御活用いただければということでございます。
そうすると、旅客についてはローカルの需要というものにこたえるという点がございまして、より効率的なローカル輸送とは何かということが一つ原点にありましてバス輸送ということがあったわけでございます。
そこで現在、さっき御指摘のありましたように、上越線に「白山」を一本迂回さしておるということで、そのほか信越線につきましては、本日六月一日から関山と妙高高原の間をバス代行いたしまして、これは地域のローカル輸送ということもございますが、その相互のやりとりが道路を通じてやれるというような措置もとっております。
しかし、都市、特に大都市におけるバス路線につきまして、過疎地域なり地方ローカル輸送の場合と違いまして、やはり路線網の再編成と申しますか、有機的な組み合わせを行いまして、また運行サービスを改善したり、あるいは走りやすさのための環境の改善と申しますか、そういった利用しやすさを、バスレーンの拡充とかいろいろの施策を通じてやっていかなくてはならぬわけであります。
急行列車、特急列車がふえること、それ自体に私たちは異論を述べているのではございませんが、それが幹線でもローカル輸送が犠牲になっているという点で批判をしているのでございます。たとえば一例を申し上げますと、鹿児島本線の八代から鹿児島に行く下り列車について見ますと、一日に二十九本列車があるのでございますが、そのうち特急が十六本で、急行が四本でございます。区間列車はたったの九本きりしかないのでございます。
しかし先ほど私が指摘したように、YS11で八五%の乗車効率があっても赤字を続けなきゃならないという問題については、幹線輸送とローカル輸送との問題が、大きな路線問題がやはり起因しているんじゃないかということを私は指摘せざるを得ないわけですね。近距離航空にしても、南西航空、これはもう離島航路ですよ。
この考え方としては、鉄道の主要な任務は長距離幹線輸送である、地方ローカル輸送はむしろ自動車の方がいい、こういう交通手段の適正配置ということについての考え方が何ら生かされていないわけです。一時、その時期には八十三線二千六百キロの廃止の問題がいろいろ論議されました。ところが、田中さんが総理になって以来、日本列島改造論にかこつけてぼやかされてしまった。
この国鉄の長期計画におきましても、大都市の通勤輸送の改善、ローカル輸送の改善はもちろん当然のことでありますけれども、その上輸送の質が変わってまいり、輸送の量が変わってまいります線区につきましては、逐次複線化あるいは電化というふうなものを進めてまいりますが、その前にそれに至りません線区につきましては、車両の増結でありますとか、あるいは時間の短縮についての努力をするということで逐次やってまいっておりますので
したがって通勤輸送、ローカル輸送あるいは貨物輸送、こういう線路の容量に余力ができますんで、これを基軸にして大いに強化していきたいと、かように考えておる次第でありまして、国民の鉄道でございますので、国鉄はもうからぬものはやらぬのだということじゃ決してございません。
それからまた、公害対策もそうでありますし、またローカル輸送の確保の問題、またわれわれが忘れてはならないのは沖繩の問題です。沖繩に国鉄を通すという問題や、また本土と沖繩との間に国鉄の連絡船を通していく、こういうようなことも私は長期計画の中で考えていかなければならないことだと思うのです。
したがって、まずその地方地方のローカル輸送を充実させることはもちろんでございますが、やはり新幹線のできたところまで早く行けるという、たとえば釧路からでも、稚内からでも、とにかく札幌まで早く着けるということをすることによりまして新幹線を利用していただく。
これがのべつに通勤時間帯も何もなしに、そういう線路あるいはターミナル施設というものを使いますれば、もっと昼間の時間帯もならして、間隔のあるローカル輸送にならないダイヤもつくることができるわけでございますけれども、いまの長距離旅客の需要に対応していくということになりますと、どうしても現在のような、御指摘のような姿にならざるを得ない、こういうのが現状でございます。
なお、御承知のように新幹線が完成いたしますと、いわゆる優等列車が全部新幹線に転移する、相当部分が転移することになりますので、残りは夜は貨物、昼間はローカル輸送ということで、十分なサービスができるようになるというふうに私のほうは考えておる次第でございます。
それから新幹線ができた暁の在来線の使い方でございますが、これは東海道でごらんくださるとおわかりになりますように、主として地方ローカル輸送に使います。たとえば通勤輸送あるいはその他のデータイムの輸送ということに使いまして、たとえば東海道線では新幹線ができたために、朝七時半から九時半までは通勤列車以外に一切入らない。
もちろん一〇〇%といかないまでも、できるだけ通勤、通学輸送には、たとえば学校の終業時間とか始業時間等も考えた上で、あまり駅などでむだな時間を費やすことがないようなことでつくっておるつもりでございますが、ただいろいろ具体的な点になりますと、あるいは不自由をかけておる点があるかと思いますが、全体から見ますと、私のほうといたしましては、ローカル輸送につきましては、お客さんの伸びよりも列車の伸びのほうが多いという
それからローカル輸送の時間をとります。それから貨物輸送をとります。
したがって、ローカル輸送あるいは都市輸送におきましては、若干の政策調整はあり得る。あるいは、政府介入がさらに行なわれまして、政府の投資の補助その他の政策があっても一向におかしくないというふうに感ずるわけであります。 そういうふうに考えてまいりますると、どの部門でどういう場合に競争政策を展開し、どの場合に政策調整を行なうかという点に対して、明確なる判断を示すべきである。