1965-04-09 第48回国会 衆議院 運輸委員会航空に関する小委員会 第2号
ただ、若干いままでと違いますのは、たとえば一番上の表にございますように、南回りヨーロッパ線につきましても、インドにおきまして、従来カルカッタにのみ寄港しておりましたのを、新たにニューデリーに寄港するというようなこと、それから北回り線におきましても、従来コペンハーゲン−ロンドン−パリという路線でございましたのを、新たにハンブルグ経由のロンドン線をつくり、コペンハーゲン経由路線をパリ行きにするということで
ただ、若干いままでと違いますのは、たとえば一番上の表にございますように、南回りヨーロッパ線につきましても、インドにおきまして、従来カルカッタにのみ寄港しておりましたのを、新たにニューデリーに寄港するというようなこと、それから北回り線におきましても、従来コペンハーゲン−ロンドン−パリという路線でございましたのを、新たにハンブルグ経由のロンドン線をつくり、コペンハーゲン経由路線をパリ行きにするということで
すなわち、日航は三十三年度の国際線による外貨獲得の実績は一千三百万ドルでございますが、今後はジェット機一台を迎えまして、三十六年度からは現在の太平洋線と東南アジア線のほかに、南回り東京—ロンドンと北回りの東京—ロンドン線、さらに東京—ロンドンーニューョークー東京というように世界一周線の早期実現を目ざしまして、数年後には一億ドルの外貨獲得を目ざして進んでおる次第であります。
その点で少しこちらの方が立ちおくれてくるということも考える次第でございますけれども、実は先ほどもちょっと申し上げましたように、スイスの付表では、ここにございますように、スイス内の地点及びヨーロッパにおけるそれより以遠の地点ということも入れまして、航空当局からも詳しく実態的な御説明があるかと思いますが、スイスを通りまして英国に行くロンドン線というものを考えております。
たとえばロンドン線についての実体的の準備、これはもう航空機を買う準備もありましょうし、操縦者その他の準備もありましょうし、さらには通過国になるアジア諸国、中近東の諸国との間の関係も条約的にもまだできていない。それまでスイスの乗り入れを積極的に早めるようなことをなぜしなければならぬか。それに対する御説明はまだ伺っていないんです。その点はどうですか。
○曾祢益君 スイスの場合については、条約局長のお話だと、将来日本がロンドン線を考えているから、その通過国といいますかその意味からいってもスイスでもいいのではないか。こういう御説明だったのですが、スイスの方は今この極東線というのはないでしょう。あるいは途中まで来ておってあと一飛びで日本にくるという状態になっておるのかどうか、その点はどうです。
利益本位からいわれるならば、そういう日本と南米との関係も必要ですけれども、それよりも私はやはり世界の人類の一番多いところへ航空路を開かれた方がいいと思うから、まずロンドン線をつくつて、できれば大西洋からアメリカ大陸にも突貫して、世界一周のコースをつくつて、そうして日本が早く握るということは、国際親善の関係から見てもたいへん重要じやないかと思う。
現在この東京・ロンドン線が経由することになつております地点として上つております国の中で、一、二現在交渉中の国もございます。さらにその他のヨーロツパ諸国につきましては、この日英航空協定調印後、最近オランダ及びスエーデンと調印を了しました。そのほかにデンマーク、ノールウエーとはすでに成案を得まして調印を待つばかりになつております。
○荒木政府委員 御存じのように、アメリカへ行くよりも西の方へ行く航路の方が一層競争が激烈でありまして、従つて西の方に行きますについては、さらに一層一社として強いもので行かなければならぬという事情がございますので、ロンドン線をやる場合におきましても一社でやる、こういうように考えております。