1977-05-20 第80回国会 衆議院 外務委員会 第19号
これに対しましてわが方といたしましては、その趣旨には反対ではありませんが、漁船の財政的負担が過大にならないような方法によりたい旨を申し述べまして、アメリカ側もさしあたりわが国漁船についてはロラン等の設置で問題はないというふうに言っておるわけでございます。
これに対しましてわが方といたしましては、その趣旨には反対ではありませんが、漁船の財政的負担が過大にならないような方法によりたい旨を申し述べまして、アメリカ側もさしあたりわが国漁船についてはロラン等の設置で問題はないというふうに言っておるわけでございます。
あなたは、ロラン等で常にウォッチしているはずだと言っているけれども、ロランを設備していない船はたくさんあるでしょう。何隻のうち何隻がロランを設備しているのですか。ロランでウォッチしているはずだ、それは向こうの警備艇は持っているかもしれないけれども、こっち側は持っていないじゃないですか。しかも、ロランというのは、おのおのの機械の製作者によってロランの精度が違うことは当然ですよ。
二百海里でありますから、目で見るとか、はかるというわけにはまいりませんけれども、船はロラン等の位置測定機器を持っておりまして、当該漁船上から二百海里という距離にあるかどうかということを常にウォッチをいたしておりまして、多少用心もしなければならないと思いますけれども、違反が起こらないというように努力をいたしておるわけであります。
その差がロラン等の要員として当分残る、こういうことになるわけでございます。
一方当庁の巡視船のほうでは、持っておりますレーダー、ロラン等の計器によりまして、その位置については確固たる自信を持っておるわけでございます。