1954-09-16 第19回国会 衆議院 外務委員会 第60号
それはたしか去る二月であつたと思いますが、アメリカ下院においてクーダート議員がロバートソン国務次官について次のような質問をしておる。すなわちアメリカの主導権のもとに台湾を中心とする一連の極東諸国を軍事的に支援し、中共へ武力的に突入する時期を待つという政索であるか、こう質問いたしましたのに対しまして、ロバートソン国務次官はイエス・エグサクトリー、こういう答弁をしております。
それはたしか去る二月であつたと思いますが、アメリカ下院においてクーダート議員がロバートソン国務次官について次のような質問をしておる。すなわちアメリカの主導権のもとに台湾を中心とする一連の極東諸国を軍事的に支援し、中共へ武力的に突入する時期を待つという政索であるか、こう質問いたしましたのに対しまして、ロバートソン国務次官はイエス・エグサクトリー、こういう答弁をしております。
○緒方国務大臣 ロバートソン国務次官がどういうことを申したか私承知しておりません。極東の問題につきましては、総理がアメリカを訪問いたしましてアイゼンハウアー、ダレスその他アメリカ政府の指導者と会見する場合に自然に話及ぶだろうと思いますが、こちらから何かの折衝の案を用意して参るということは今のところございません。