1982-12-09 第97回国会 衆議院 本会議 第5号
二階堂、加藤両議員が、この定義による灰色高官に属することは、当時の内閣が検察側の捜査結果に基づいて国会に報告したことであり、本年六月のロッキード全日空ルート裁判の判決文にも、公式に記載されたことであります。 総理が、この認定に根拠なしとして、これらの人物を党と内閣の要職につけたのであるならば、当然国民の前にそのことを立証する責任があったはずであります。
二階堂、加藤両議員が、この定義による灰色高官に属することは、当時の内閣が検察側の捜査結果に基づいて国会に報告したことであり、本年六月のロッキード全日空ルート裁判の判決文にも、公式に記載されたことであります。 総理が、この認定に根拠なしとして、これらの人物を党と内閣の要職につけたのであるならば、当然国民の前にそのことを立証する責任があったはずであります。
そこで、御承知のように六・八判決と私どもは呼んでおりますが、このロッキード全日空ルートの判決では、これまでも有罪判決は相当数ありましたが、国会議員に対しての有罪判決はこのたびが初めてでございます。しかも、この延長国会の真っ最中に出てきた問題でございますし、先ほど広瀬委員から申し上げましたように、その前に、五十一年二月に、ちゃんとこの問題について国会で決議をしております。
まず最初に総理の感想を伺っておきたいわけでありますけれども、このロッキード全日空ルートの判決が行われたわけでありますけれども、この判決の意味というものは私は非常に重大なものがあろうと思うのです。総理は具体的にこの問題についてどのように感じていらっしゃるのか、まず最初に伺っておきたいと思います。
政治倫理の問題、ロッキード全日空ルートの判決も出ておりまして、これも政治姿勢でございますから、国民の皆さんにとってもまさに大きな関心の的と言っていい問題でもございますから、これも明らかにしたい。