1998-02-05 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号
ある国は国境を接しておりますし、またパイプラインがロシアを通っているということで、やはりロシアに頼らざるを得ない国もあるし、またウズベキスタンみたいに国境も接していない、ガスパイプラインも通っていないという国はある程度大手を振ってロシア離れができるという状況であります。
ある国は国境を接しておりますし、またパイプラインがロシアを通っているということで、やはりロシアに頼らざるを得ない国もあるし、またウズベキスタンみたいに国境も接していない、ガスパイプラインも通っていないという国はある程度大手を振ってロシア離れができるという状況であります。
特に中央アジアとの関係では、中央アジアそのものがロシア離れをしている、あるいはロシアとある程度一定の距離を置くというようなスタンスをとっているかと思うんです。そういう中で、ことしの初めに中央アジアの五カ国首脳会議が開かれたかと思うんですが、その中でこの五カ国はロシアとの関係をどうしようかという、どういう議論がされたのか、簡単で結構でございますので、お願いします。
あるいはまた、旧ソ連邦諸国であります中央アジアの諸国との間の、従来と比較すると、比較的それらの諸国の自立化といいますかロシア離れといいますか、そうした状況の中で、ロシアとしては、アジア東方方面にどうしても、軍事戦略上もあるいは経済発展を考慮に入れた、そうした意味からも、この方向に大いに矛先を向けてくるといいますか、かじ取りを進めてくる、そういう言い方もできるのではないかと思うわけであります。