1992-03-25 第123回国会 衆議院 決算委員会 第2号
非常にまだロシア国内においてもいろいろと意見が分かれ、揺れ動いている、そういう状況であろうかと我々も見ております。 ただ、ここで非常に大事なことは、この北方四島返還に今後我々国民を含めて政府が外交交渉を展開していく中で、今までの旧ソ連のときと、新たなロシア共和国という新政権ができた、こことは相当な違いが出てきている。
非常にまだロシア国内においてもいろいろと意見が分かれ、揺れ動いている、そういう状況であろうかと我々も見ております。 ただ、ここで非常に大事なことは、この北方四島返還に今後我々国民を含めて政府が外交交渉を展開していく中で、今までの旧ソ連のときと、新たなロシア共和国という新政権ができた、こことは相当な違いが出てきている。
私どもは、もちろん北方領土に関連する問題でございますので、非常に注目して、このロシア国内の憲法草案の審議の行方を今後とも見守っていきたいと思いますが、まだ、相手国の憲法の問題でもございますし、この段階でコメントは必ずしも適当ではないのではないかと思います。
○近江委員 ロシア国内におきましては、返還の反対運動というものも一部組織的にも動いておるというような見方もあるわけでございますが、サハリン州、あるいは北方四島の住民も、非常に厳しい空気もあるんじゃないかと思うのです。また、ロシアのそういう政治社会情勢というものも非常に不安な状態もあるわけでございます。
○近江委員 旧ソ連の経済危機への支援、あるいはまたロシア国内のそうした世論にも気を配った、そういう対応が今後さらに必要だと思いますし、また情報を国民に提供して理解をさらにしていただく、こういうことが大事だと思います。その点につきまして。
しかしながら、エリツィン大統領は、民主主義の原則に基づいてロシア国内において正規の手続によって公正に選出された大統領でございますから、我々は、これが唯一のロシア共和国の代表であるというように認識するのは当たり前、当然のことでございます。したがって、一日も早く内部でいろいろ話し合いをして、統一した見解をいろいろな面で出していただくことを強く期待をするところでございます。
次の問題でございますが、旧ソ連と言った方がいいでしょうか、独立国家共同体、CISの将来を左右し、ロシア民族主義や西側協調路線の行方を左右するロシアの経済改革の成否というものは、その経済改革手法の適否とともに、ロシア国内政治勢力の動向あるいはCIS各共和国の民族主義的対立と政治経済連合の調整の成否にかかっているのではないか、こう判断していいのではないか、こう思うのでございますけれども、いかがお考えでございましょうか
同書は先進的な工業・技術国日本が中国と提携して、ロシアとの紛争に当たり(しかも、ロシア国内の非ロシア民族が反乱を起こし)、ついにはロシアのみか、欧州全域を席巻するという構図を描いている。現在のソ連の日本軍国主義、中国の好戦性(それにアメリカの外交)に対する反応の仕方はある程度この伝統に沿っている。」こう書いてございます。