2020-03-11 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
医師などの医療従事者の確保の難しさや厳しい勤務状況、町からの繰入れが常態化している病院の収支状況などが大きな課題となっていることや、同病院が行っている北方四島のロシア人住人に対する医療支援について、我が国の高度な医療がロシア人患者に涙ながらに感謝されていたことなどについても伺いました。 こうして全日程を終え、中標津空港から帰路に就きました。 以上が調査の概要でございます。
医師などの医療従事者の確保の難しさや厳しい勤務状況、町からの繰入れが常態化している病院の収支状況などが大きな課題となっていることや、同病院が行っている北方四島のロシア人住人に対する医療支援について、我が国の高度な医療がロシア人患者に涙ながらに感謝されていたことなどについても伺いました。 こうして全日程を終え、中標津空港から帰路に就きました。 以上が調査の概要でございます。
多数の案件が今進展しつつありますので、網羅的に全て申し上げるのは難しゅうございますけれども、幾つか例を挙げさせていただければ、まず、医療分野につきましては、昨年の五月、ウラジオストクに日本企業、日本の病院がリハビリテーションセンターを開院しまして、多くのロシア人患者に利用されております。それから、日本の製薬会社が新薬の生産工場をヤロスラブリ州に昨年オープンしたところでございます。
例えば、やはり、八項目協力プランの中で特に我々、ロシア側にしっかりアピールをしているのは医療の分野でありまして、日ロの協力によって、去年の五月にウラジオストクのリハビリテーションセンターが開院をして、多くのロシア人患者に利用をいただいて、非常に好評をいただいているというものもあります。
同病院は、地域センター病院であるとともに、北方四島住民支援事業によるロシア人患者の受入れなど、国際的な役割も担っております。しかし、臨床研修制度の改正以後、医師の確保に苦慮し、また病院の老朽化も著しいことなどから、国が同病院を北方四島医療拠点病院に指定し、医師の確保や施設整備に対し支援を行うよう要望しておりました。 以上が今般の委員派遣における調査結果の概要でございます。