1954-03-02 第19回国会 参議院 外務・労働連合委員会 第1号
今後日本のILOにおける地位の向上、ことに日本の労働問題の重要性に鑑みまして、そうしたレーバー・アタツシエのような人を出すということは労働省としても考えておるところであり、外務省の出先機関のほうへそういう人を派遣するという話合もこれまでいろいろして来たのでありますが、何分にも予算などの関係がございまして、来年度の予算においては新しく計上いたしておりません。
今後日本のILOにおける地位の向上、ことに日本の労働問題の重要性に鑑みまして、そうしたレーバー・アタツシエのような人を出すということは労働省としても考えておるところであり、外務省の出先機関のほうへそういう人を派遣するという話合もこれまでいろいろして来たのでありますが、何分にも予算などの関係がございまして、来年度の予算においては新しく計上いたしておりません。
主要産業国の東京にあります公館を見ましても労働担当のレーバー・アタツシエを置いて専らその事務処理に当らせておるのでありますが、我が国としてもだんだん国際的に重要な地位を占めて来るに従つて労働担当の専門員を在外公館に置かれる必要が増加して来ているのではなかろうかとこう思いますが、政府におかれましては、将来国際的な視野に立つて日本の労働問題を処理するとか、又輸出貿易について従来あつたいろいろな我が国の労働問題