2011-07-29 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第32号
私も長いことずっと経済を見てきておりますが、本当に信じられないようなレート水準に今なっておりまして、このままの水準で推移をすると、本当に日本経済あるいは日本の産業は、とりわけ輸出主導の製造業はどうなってしまうんだろうかと。
私も長いことずっと経済を見てきておりますが、本当に信じられないようなレート水準に今なっておりまして、このままの水準で推移をすると、本当に日本経済あるいは日本の産業は、とりわけ輸出主導の製造業はどうなってしまうんだろうかと。
まだ総裁には御就任になってはいないわけですけれども、政府では円安待望論というのが大変に多いわけなんですけれども、この為替というのもやはりビジネスモデルを変えていく上での選別の物差しになっていかなきゃいけないというふうに思いますが、その為替のレート、水準について、どういう御意見をお持ちですか。
次に、今の為替レート水準で中小企業の経営が成り立つかとのお尋ねでありますが、最近、為替相場が円高是正の方向に動いてきていることとは いえ、中小企業の経営が好転するまでには至っておらず、中小企業の多くは依然として厳しい状況に直面しているものと認識をいたしております。
また、その内外価格差の要因につきましても、為替レート水準の変化であるとか、貿易障壁の影響であるとか、あるいは土地、労働、原料等の投入財の問題、あるいは国内企業の間や輸入品等との競争の程度の問題、それに流通機構や商慣行、こういうものが複雑に絡み合って形成されておりまして、なかなかその要因を一言で言うことは困難であること、また内外価格差の縮小に向けた対応策につきましても、そのさまざまな要因に対応して多様
また、私としては、我が国経済の基礎的な諸条件を反映し、かつ産業界の合理化努力を前提として、その健全な発展を可能とするようなレートが望ましい為替レート水準、こういうふうに考えております。 それから、現在、通産省は、我が国の産業構造が国際的に調和のとれたものへと円滑に転換していくように産業構造転換円滑化施策等各般の対策を講じてきておるところであります。
とすれば、その介入の結果によって、後は市場原理も動きますから一概に言えませんけれども、しかしながら、いつまでもこれを放任しておいて市場原理のもみ合いに任しておくということは経済企画庁として無責任ではないか、むしろ日本経済の好ましい経済水準はこれなんだ、レート水準はこれなんだということを明らかにすべきだと思うのです。
ですから、これはまた私どもの率直な感想でございますけれども、今のレート水準からすれば、むしろもう少し出てもいいのじゃないかという感じがするくらいでございます。
しかし、この状況を一体どういうふうに直接レート、水準を維持していくとか、あるいはある一定の方向にこれを誘導していくというようなことは、いまのフロート下におきましてはこれはなかなかできないということでございまして、そういうようなことから考えまして、予想をどの線に置け、置いたらどうだということにつきましては、ここでなかなかこれを申し上げるということはできることではございませんし、また、たとえできても、予想