1985-10-14 第103回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号
なお、我が国の海外におけるウラン資源探査の現状、濃縮ウランのコスト及びレーザー濃縮法等につきまして活発な質疑応答が行われました。 最後に、株式会社林原生物化学研究所では、概況説明の後、藤崎研究所及び細胞センターを視察しました。 同社は、四十五年九月、林原株式会社から微生物産業の創造を目指して研究部門が独立分離し、創立されました。
なお、我が国の海外におけるウラン資源探査の現状、濃縮ウランのコスト及びレーザー濃縮法等につきまして活発な質疑応答が行われました。 最後に、株式会社林原生物化学研究所では、概況説明の後、藤崎研究所及び細胞センターを視察しました。 同社は、四十五年九月、林原株式会社から微生物産業の創造を目指して研究部門が独立分離し、創立されました。
これに関して報道されましたとおり、ヘリントン米エネルギー長官の「レーザー濃縮法の方が遠心分離法に比べ生産コストが安く、米国産濃縮ウランの国際競争力回復に役立つため」ということでレーザー濃縮法というものを取り入れると、それに切りかえるという発表がなされたわけでございます。
米国が開発の重点をレーザー濃縮法に置くことに決定した背景として、今局長が答えられたが、この1の(3)に、遠心分離機には非常に精密な技術が必要だが、日本の場合はそれに耐え得る内容がある、アメリカの場合にはまだその点が必ずしも得意ではない、こういう点が一つの根拠に挙げられて、我が国の遠心分離法がかなり内容的にレベルに自信があるということが、表現は別としてうたわれておるのです。