1984-02-10 第101回国会 参議院 本会議 第5号
日本共産党の宮本議長は、先日、レーガン訪日の際の国会演説の一節に注目して、立場の相違を超えて核戦争の阻止、核兵器廃絶の努力を要請する書簡を、レーガン米大統領とアンドロポフ・ソ連共産党書記長に送りました。世界でただ一つの被爆国の首相として、全世界に核兵器全面禁止を呼びかける用意がおありかどうか、総理にお尋ねしたい。
日本共産党の宮本議長は、先日、レーガン訪日の際の国会演説の一節に注目して、立場の相違を超えて核戦争の阻止、核兵器廃絶の努力を要請する書簡を、レーガン米大統領とアンドロポフ・ソ連共産党書記長に送りました。世界でただ一つの被爆国の首相として、全世界に核兵器全面禁止を呼びかける用意がおありかどうか、総理にお尋ねしたい。
それから、ごく最近はレーガン訪日を含めていろいろ接触をする機会があったわけですが、米国の軍事施設を見て回る、視察をするというところはそれほどのことは私はないと思いますが、具体的に協議をした、相談をした、あるいは向こうから要請を受けたという問題について、少し具体的にお伺いをしたいと思うんです。 まず第一は、いつも問題になることでありますが、国際軍事情勢の分析の点であります。
○梶原敬義君 内政の具体的な問題につきまして、経済問題やあるいは国民生活の問題について後で入りますが、その前に一つちょっとお尋ねしたいと思いますが、ドル高の是正の問題ですが、レーガン大統領が訪日した際に、総理と日の出山荘やあるいはあちこちで会談をされましたが、要するにいま世界経済の混乱の一番大きな原因になっておりますアメリカのドル高是正の問題について、私は日本は相当、先般のレーガン訪日前後譲るものは
一体、このレーガン訪日とは何だったのでしょうか。
私がさらにレーガン訪日に関連して申し上げたいのは、レーガンの力による平和、それに基づく日本の一層の防衛努力が確認をされ、INFにつきましても、グローバルな視点で従来話し合われたことを話しただけであって、特別この会談に真新しさを見出せないということを指摘したかったわけでありますが、特に私はここで、レーガンとどんな話をされたのか、日本政府としてどんな対応をされてきたのかということでグレナダを問題に供したいと
それと、たとえば資本導入の規制とか、あるいはドル建ての国債を発行しろとか、こういうようないろいろ意見が国内からもまたアメリカサイドからも出ておるようでありますが、今回のレーガン訪日に備えて、ある程度わが国としてもそういう対応策を考えておく必要があるんじゃないか。その点はどうなんでしょうか。
先ほどの委員の質問に対しましても、そういう意味で日にちを切った形で政治決着という無理なことをしないというように大臣の方から御答弁があったかと思うのでありますが、ひとつ再度、事務的な積み重ねをして積み上げていって、やはり日本の国民も農民も納得ができるような形での解決をしていただきたい、こういうことを考えておりますので、レーガン訪日を機会とした政治決着問題について、ひとつ御答弁をお願いしたいと思います。
レーガン訪日の手みやげとして、農産物一部自由化と枠の拡大を考えているようであります。ミカンや畜産酪農農家のことを考え、牛肉、オレンジの自由化圧力には絶対屈してはなりません。さらに、わが国農業の基本である米の問題について、最終的には貿易自由化を迫ってくると思うのであります。総理は、レーガンに追従することなく、日本国の総理大臣として決意の表明を全国民に対してしていただきたいと思います。