1988-05-12 第112回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
○志苫裕君 今ちょうど総理はいみじくもお触れになりましたが、シグールさんが日本にも来てあるいはドイツ等にも行っているんでしょうか、このレーガン構想、百億ドルプランというようなものについての根回しを行っておるという事実が一方にあるわけであって、そしてもう一方で総理が特にアキノ政権支持の問題を取り上げた、これはそれなりに脈絡のある出来事だ。
○志苫裕君 今ちょうど総理はいみじくもお触れになりましたが、シグールさんが日本にも来てあるいはドイツ等にも行っているんでしょうか、このレーガン構想、百億ドルプランというようなものについての根回しを行っておるという事実が一方にあるわけであって、そしてもう一方で総理が特にアキノ政権支持の問題を取り上げた、これはそれなりに脈絡のある出来事だ。
本来が非核の防御システムで、弾道ミサイルを無力化するという、そして究極的には核兵器の廃絶を目指すものであるというレーガン構想の説明を受けて、この計画に対する理解を表明し、そしてまたさらに、日本の企業等がこれに参加することは妨げないように、またその場合には、個々の計画について部分的な研究に参加するということについてできるだけ円滑にいくようにしようというので日米間の取り決めをしておるわけでございますから
SDIについては、既に米国議会の権威ある機関が、それによって核戦争を回避するのは不可能という判断を公にしていますが、総理は、それにもかかわらず、あくまでもレーガン構想に追従し、地球人類の存亡にもかかわる宇宙戦争の道を開くために、我が国のME技術等を提供、協力しようとお考えか、この点も明確にしていただきたいのであります。
例えばこのSDIのレーガン構想というのは、ある面から言えば、これは選挙等もありましたけれども、まず強いアメリカのイメージの高揚をするとか、抑止力の向上、それから対ソ軍縮交渉を有利にするためのバーゲニングシップである。それから、アメリカを中心とした西側同盟の強化をする。もしこのSDIに同意しなければSDIの傘から外すというようなこと。それから、先端技術部門での優位、独占の確保、こういうような問題。
○下田京子君 外務大臣は、すべて当面心配はないよと、こういうお話でございますが、時間がないから突っ込んでお話しする機会もなくて残念なんですけれども、レーガン構想によれば一九八四年に、より具体的に言えばSSNですね、核装備したSSNを配備するというふうなことを言っているわけです。当面ということにはならないけれども、一九八四年ということを具体的に言っているわけですね。