2007-12-18 第168回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
次の日か二日後、実は肉はレンダリング工場に回っていた。そこから不信ですよ。OIE基準の、OIEからいろんな報告書が出たにもかかわらず、農林省はそれをきっちり外に報告してなかった。そういう中で、いろんな形での不信の輪が増幅して、これは安全問題であると同時に安心問題なんです。だから、プロセスが大事なんですよ。
次の日か二日後、実は肉はレンダリング工場に回っていた。そこから不信ですよ。OIE基準の、OIEからいろんな報告書が出たにもかかわらず、農林省はそれをきっちり外に報告してなかった。そういう中で、いろんな形での不信の輪が増幅して、これは安全問題であると同時に安心問題なんです。だから、プロセスが大事なんですよ。
この代用乳について、日本の場合には、オランダの油脂とアメリカの豚の血粉、血漿製品、これが入っていたと言われていますが、私、先般アメリカに行ってUSDAでいろいろ話しているときに、この血漿製品といいますか、血漿たんぱく、これについて、豚由来のものか牛由来のものかレンダリング工場ではっきり分けられていない、そういう事実をお聞きして大変気になったんですが。
また、反すう動物以外の動物への給与は禁止されていないわけでありまして、レンダリング工場、飼料工場等の各段階での交差汚染のおそれがあるというような問題点がある、このように考えております。 これら、我が国といたしましても、米国におきます給与禁止措置の拡大、交差汚染防止措置の強化について検討が行われていると承知をしておりまして、その具体的な強化策につきましては注視をしたい、このように考えております。
そして、私ども考えますのに、やはりレンダリング工場が所在する地域に必ずしもセメント工場があるとは限らないということで、県域を超えた調整ということでございまして、地方農政局が中心となって県間調整を行っておりますし、やはりセメント工場周辺の住民の方の御理解というのもなかなか得られないところもございますので、農政局の職員等が説明会に出席する等をしているところでございます。
現在、都道府県で、畜産部局と環境部局の連携によりまして、いわゆる一廃施設の確保のための作業が行われておりまして、二十三県、六十六のレンダリング工場で焼却が進められております。 それから、セメント工場での焼却につきましては、環境省の認定の状況は、これまで三十六工場中三十三工場から申請があり、二十工場が認定され、十三工場が審査中でございます。
特に、家畜伝染病予防法に基づいて焼却されるべきものがレンダリング工場に回され、そして肉骨粉になったこと自体、大変な間違いでありますし、それに加えて、焼却されたかどうか、これをはっきり確認しないまま焼却されたと軽々に発表されたわけでございます。その後、慌てて焼却されたと思っていたと訂正がありました。
一つ確認したいのは、例えばレンダリング工場がない県に、一般の焼却場がある、そこにお願いしたいということでお願いをする、しかしそこは、そんな肉骨粉なんて怖いもの燃やすことはできないといって拒否をしたとする、その県が。その拒否をされた場合に、現状のルールの中ではどうすることもできないのかどうか、それをちょっと確認いただけますか。
これに対して、二月十五日現在で、全国十八県、五十六のレンダリング工場で肉骨粉が焼却されているわけでございますけれども、生産量九百トンに対しまして焼却量が五百三十トンということでございまして、毎日三百七十トンずつ在庫が積み上がっている。マクロで見ますと、これまでに二万五千トン焼却をいたしまして、保管量、在庫量は一万八百トンというような数値になっているところでございます。
○須賀田政府参考人 先生おっしゃるとおり、まず、レンダリング工場のない県が十二県ございますし、レンダリング工場の近隣に必ずしも製造能力に見合った一般焼却施設があるとは限らないわけでございまして、やはりその焼却を推進するためには広域的な処理が必要というふうに考えております。
十月十八日の石川県を皮切りに、全国十八県、五十六のレンダリング工場の肉骨粉が焼却され、これまでには約二万五千トンが焼却されております。 また、セメント工場での焼却については、肉骨粉の焼却に必要な環境省の認定の状況は、これまで全三十六工場のうち二十五工場から申請がございまして、十四工場が認定され、十一工場が審査中と聞いております。
それは、直接レンダリング工場に電話して、ちゃんとはけていますかということを、特に九州、北海道は大分滞留していますので、その辺は目配りをよろしくお願いしたいと思います。 数字についてですけれども、先ほど、うまくいけば十二万トン受け入れ容量があるという話でしたが、実は、牛の肉骨粉だけを単独でつくっている工場は全施設の中の五分の一ぐらいしかなくて、ほかのところは大体豚も牛も一緒。
○小林政府参考人 今のラインにつきましても、分別ですね、屠畜場から、レンダリング工場、それから飼料工場、そういったところにそういったのがまざらないように、きちんと区分けしてつくっていける、そういったようなシステムも整備しています。
レンダリング工場の世界にありますのが、大体約五万トン程度ございます。また、配合飼料工場とかあるいは商社、こちらも豚、鶏由来も含まれておりますけれども、約一万トン程度。また、そのほかの肥料工場あるいは肥料の販売店といったところには、いろいろな肉骨粉とか粉末等を含めまして約四千トン。あと肥料関係でございますけれども、蒸製骨粉というのがございますが、こちらは大体六、七千トン、こういった状況でございます。
そして、レンダリング工場は、EUなどでは全部ラインが別ですよね、牛や豚、いろいろなのが全部ラインが別。日本はずっと一緒にラインがされてきていると聞いています。百六十三工場のレンダリング工場のラインというのはどのようになっているか、そして、今回のこの狂牛病のことを受けてどうしていくのかを明快にお答えください。
また、レンダリング工場でもラインを別にしていくという必要も生じてくるわけでありまして、国としては莫大な税金を使った助成措置とか支援措置というものを考えなきゃならぬということで、検討のテーブルにはのっていると。 なお、BSE対策検討会にも、業界の方々、詳しい方々いらっしゃいますので、そういった話を持ちかけておるところでございます。
そういう意味で、レンダリング工場段階におきまして、豚鶏由来の副産物、それと牛由来の副産物、これを区分して処理する、こういった体制の整備を推進したいということでございます。
○小林政府参考人 肉骨粉の流れでございますが、全体の流通の形として申し上げますと、大体国内生産で約四十万トン、レンダリング工場で生産されます。それから、この中で三十万トンがえさ用という形で流通しております。
○後藤説明員 レンダリング工場、先生がおっしゃった獣骨処理場の関係でございますけれども、代表的な悪臭の発生源の一つでございまして、平成三年度の私どもの調査によりますと、全国で四十一件の苦情が受理されております。このような悪臭問題に対しましては、悪臭防止法という法律を私ども所管しておりまして、まず、国の方で、不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質を悪臭物質として指定いたします。