1991-09-25 第121回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
また、この付近では愛知県の立田村で水稲とかレンコン等の塩害被害が生じております。長良川につきましては、ちょうど真ん中を流れている川でございますが、これにつきましては河口から十五キロ付近まで、通称マウンドと呼んでいますけれども、ちょっと出っ張りがあるわけですが、その辺の上下流の河床に比べてちょっと高いところがあるわけですが、そのところまで塩水遡上が行って、そこでとまっている状態であります。
また、この付近では愛知県の立田村で水稲とかレンコン等の塩害被害が生じております。長良川につきましては、ちょうど真ん中を流れている川でございますが、これにつきましては河口から十五キロ付近まで、通称マウンドと呼んでいますけれども、ちょっと出っ張りがあるわけですが、その辺の上下流の河床に比べてちょっと高いところがあるわけですが、そのところまで塩水遡上が行って、そこでとまっている状態であります。
これで申し上げますと、普通の畑作物の栽培が可能な水田、七十センチメートルよりも地下水位の低いところが百九十二万ヘクタール、それから立地条件に応じて弾丸暗渠等を行えば比較的湿害に強い作物なら栽培できるという七十センチから四十センチメートルぐらいの水位のところが七十七万ヘクタール、それから普通の畑作物の栽培は困難でありますが、イグサとかレンコン等の栽培が可能なところ、つまり四十センチメートルよりも地下水位
それに対して、これは先生も先ほど触れておられましたが、簡易な排水事業を行う、あるいは通常の作物の栽培は困難であるが、根の浅い作物、レンコン等の栽培が可能な水田は、合わせますと約百万ヘクタールございます。問題は、この百万ヘクタールの地域について土地改良、排水事業を進めていくということであろうかと存じます。
○野崎政府委員 湿田地帯の問題につきましては、かつてもお話がございましたが、三十センチ程度でも大豆がつくれるというようなそういうことも技術的にはございますし、あるいはレンコン等その他転作作物も考えれば考えられる、そういうようなこともございます。
それから特に地元から御指摘のございます、私どもはレンコン等の栽培を予定しております四十五ヘクタール、これはまあ相当といいますか、レンコン栽培につきましては、かつて強酸性で失敗した例等もございますので、そこらを重点的にさらに土壌改良をするというような、いわばいままでやっておりましたところの補足をしようということでございます。