2021-05-27 第204回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
さらに、ガラス固化体のような高レベル廃棄物ですが、この最終処分については閣議決定がなされておりまして、その閣議決定の基本方針に沿って、安全確保上の課題、条件といった事項を順次示していくということが閣議決定でなされておりますので、この基本方針に基づいて対応してまいりたいというふうに考えております。
さらに、ガラス固化体のような高レベル廃棄物ですが、この最終処分については閣議決定がなされておりまして、その閣議決定の基本方針に沿って、安全確保上の課題、条件といった事項を順次示していくということが閣議決定でなされておりますので、この基本方針に基づいて対応してまいりたいというふうに考えております。
テレビ等でも出ているかも分かりません核のごみの問題、いわゆる高レベル廃棄処分場設置の問題で、北海道で二か所、二町村手を挙げました、寿都町と神恵内村と。神恵内村は若干遅れましたから、国民の記憶には少しないかも分かりません。 やっぱり問題が多過ぎると。
既に私も三回ぐらいこの会議に呼んでいただいて、脱原発、推進にかかわらず、重要な課題として幾つか、使用済燃料、高レベル廃棄物処分の問題、核燃料サイクル、核テロリズム、規制の在り方、国民の信頼回復といった問題についてお話しさせていただきました。 今日は、特に廃止措置と復興の体制改革ということでお話しさせていただきたいと思います。 ポイントは三つですね。
○高橋(千)委員 できるとおっしゃいましたが、高レベル廃棄物の置場、それは簡単につくれるものではないし、処分場ももちろん決まっていません。今の原発の高レベルでさえも決まっていないわけですから、それは、それ自体が本当に正解なのかも私は分からないと思いますが、いかがですか。
もう一つ、有害度に関して八千年ということを強調されておりますけれども、右上3と書いてある資料なんですが、これをよく出されて説明を受けているわけですけれども、八千年というのは、縦軸がわかりにくい、「同じ発電電力量に対する高レベル廃棄物の放射能による潜在的影響」というふうに書いてあるわけですが、これは、縦軸をベクレルに直した場合に、この八千年というのは八千年のままなんでしょうか、お答えください。
○山添拓君 今、後半におっしゃった高レベル廃棄物というのは、これは人が近づけば二十秒で死ぬと言われて、十万年たたないと安全な状態にならない極めて危険なものです。 伺いますけど、最終処分先は決まっていませんね。
それで、核燃料サイクルを推進するメリットの一つとして今申し上げた点があるわけですけれども、これは一般の軽水炉から使用済燃料が出ますけれども、そのままの状態で全て高レベル廃棄物として処理するよりは、再処理をしてガラス固化体に、本当のそのガラス固化体だけ高レベル廃棄物としてまたその再利用できるウラン、プルトニウムを回収する方が今申し上げたようなメリットが得られるということに基づいて核燃料サイクルを推進しているということでございます
使用済みのMOX燃料を、再処理してつくったMOX燃料を、MOX燃料を使用した後に発生するものでありますけれども、それをやると、いわゆる高レベル廃棄物、要するにガラス固化体になるものなんですけれども、それが四分の一になるということであります。
原子炉、最終的には非常に難しい問題で、高レベル廃棄物なんかを数万年にわたって管理しないといけないというのは、これはなかなかできる話ではないんで、そういう意味では原子力はそのうちやめていかないけない技術かもしれないんですが。 それと、その原子力分野に人が確保できないかどうかと。
右手は何かといいますと、再処理から出てくる高レベル廃棄物以外の廃棄物、日本では低レベル廃棄物と呼んでいますが、再処理施設からも廃棄物が出てまいりますので、それを加えますと、確かに高速炉までいけば半分ぐらいになりますが、低レベル廃棄物を加えますと、むしろ軽水炉サイクルではふえてしまうという結果になっております。 したがって、我々のそのときそのときの結論は、差異はないという結論になっております。
高レベル廃棄物と人間の障壁を考えていない。裸の虎を比べているだけの話なわけですね、これは。 現実には、使用済み燃料という中に閉じこもって、しかも、実際に地層処分してしまいますと、地層が壁になっているわけですね。
○鈴木参考人 経産省の説明資料も、例えば十ページのこの絵、高レベル廃棄物が下がっていく、毒性が下がっていく絵、これは世界じゅうで見せられている絵です。これ自体は間違っていないんですね。これで終わってしまうので誤解しちゃうので注一をつけてもらったんですが、私が原子力委員にいるときは。
先ほど一度お答えした中にも含んでおりますけれども、処分場所については、規制委員会が何ら権限を有するものではなくて、申請者並びにその関係者の方々で決められた処分地が決まった場合に、その申請を受けて、その処分方法並びに処分地が適切であるのかどうかの判断をしていくことでありますので、これは発言をしたときに加えて言及するべきだったと思いますけれども、原子力規制委員会は、処分地の選定について、たとえ低レベル廃棄物
繰り返しますけれども、使用済み燃料や高レベル廃棄物に関してはいわゆる地層処分等々の議論がございますけれども、低レベル廃棄物に関しては、三段階、よくL1、L2、L3というような言い方をしますけれども、中深度処分、それからピット処分、そして最もレベルの低いものは、トレンチという、地中に掘った比較的浅いところへ埋めるものであります。
その際、私が申し上げた発言というのは、使用済み燃料ですとか、それから高レベル廃棄物の問題、もちろんこれらも重要な問題ではありますけれども、今後、例えば廃止措置、「もんじゅ」に限りません、今後幾つもの原子力発電所が廃止措置を進めていく上で、低レベル廃棄物が処分される場所が見つからないがために、いたずらにサイト内にとどまるであるとか、ないしは廃止措置作業そのものがなかなか進捗しないという状況は、これは非常
現在、政府は、高レベル廃棄物は地下三百メートルよりも深いところ、そのような地層に埋設保管し、三百年間モニタリング、その後は蓋をして終わり、そんな地層処分を考えていらっしゃるようです。かなり雑、そんな印象を受けます。地層処分後、最大の問題は水との接触です。
なので、何で十万年で区切っているのかもよくわからない状況なんですが、半ば延々と高レベル廃棄物の線量はある一定のレベルにとどまりますということは、NUMOの説明資料にも書いてあるわけですから、確かなことだと思います。
○落合委員 高レベル廃棄物の最終処分の実施主体であるということでございます。 まだまだ、実際に最終処分を行う、完結させるまでにはまだかなりの時間がかかるのが現状なわけですが、これはたとえ原発即ゼロにしたとしても、もう燃やしたものがあるわけですから、この問題は着実に進めていかなければならない問題であると思います。 今の状況では捨てるところもまだ見つかっていない。
高レベル廃棄物の問題は、科学的には私は十分に処理処分できると信じておりますが、残念ながら国民に信頼されていない。このプロセスを信頼できるようなものにするために、四つほど掲げていますが、まず第一に、先ほど申しました再処理と廃棄物処分の関係について明確にしていただきたい。再処理は必ずしも廃棄物処分を容易にしないということは、既に私が原子力委員会のときにも小委員会で評価をしております。
ですから、今、東海原発が廃炉の作業に入りましたけれども、東海原発の低レベル廃棄物は東海第二原発の敷地にぜひ置かせてくれということで、原子力規制委員会に事業者から申請が出ております。 ですから、今回の場合もそういう考え方が必要じゃないか。もし、第一原発の空き地、時間が来ましたのでやめますけれども、上に百ヘクタールもあいていますし、第二原発の敷地も十分土地はあります。
一方、低レベル廃棄物でさえも十万年入れておくべきだ、隔離するべきだというふうに規制委員会は示しているわけですけれども、高レベル放射性廃棄物は、地下三百メートルにどれぐらいの期間埋めておくという計画を政府は立てているんでしょうか。
具体的には、ワンススルーは四十三万立米に対して、再処理の場合は四十五万立米となりますけれども、地層処分の対象となります高レベル廃棄物などにつきましては、ワンススルーが十八万立米に対しますと、再処理の場合は五万立米ということで、かなり小さくできてくるということでございまして、トータルで見ますと、やはりごみの体積とかそのために必要な処分場の面積といった観点からはすぐれているというふうに判断しているところでございます
ただ、閣議決定をされているエネルギー基本計画の中で、国が前面に立って問題の解決に取り組むとされているんですけれども、廃炉で出る低レベル廃棄物の処分場はあくまでも電力会社が確保すべきだというふうに国の立場はとっているんです。普通に考えても矛盾していないかということなんです。 ましてや、二年前から廃炉が進められている東海村。
二つ目は、第一種の廃棄物の処分事業者、これは具体的にはNUMOですが、NUMOが高レベル廃棄物の処分場に、第二種廃棄物、中深度処分と呼ばれて、百メートルぐらいのところに処分する廃炉の廃棄物、これを埋設するときには、第二種廃棄物としての事業許可は要らないというふうになっています。
高レベル廃棄物の最終処分の責任は原子力発電環境整備機構、NUMOにありますけれども、しかし、それぞれ最終処分場はまだ決まっておりません。 それぞれの原子力事業者は、それぞれが所有する敷地で埋設をするほか方法は多分ないんじゃないかなと思っておりますが、さらに、NUMOについても最終処分場を決めるのは難しい。いずれも最終処分場が決まらない中で、どうしたらいいのかということになるわけであります。
○福田(昭)委員 そうなると、最終処分場が、本当に見つけるのが大変なわけですが、炉内等廃棄物等の低レベル廃棄物の埋設については原子力事業者が見つけるということになると、それぞれの原発の敷地内に埋設しておくほかどうも方法はなさそうで、高レベルの方は、今経産省の方で場所を、科学的な有望地というのを二〇一六年中に提言するとしておりましたけれども、午前中の質疑にもありましたけれども、まだ科学的有望地がどこかということを
ここで私も前回確認したことと違うことを今回確認できたんですけれども、この左側の炉内等廃棄物等の低レベル廃棄物の埋設、これについてはそれぞれ原子力事業者が最終処分の責任を持つ。それから、右側の高レベル廃棄物の埋設については原子力発電環境整備機構が最終処分の責任を持つ。こういう役割分担があるということでありますが、これに間違いございませんか。
それから、原発の本体を見てみても、高レベル廃棄物の最終処分場の有望地、これは公表する予定だったのがまだ有望地も決まらないというような状況で、全体の費用というのは不確定な部分が大きい。そして、これからどんどん膨らんでいくことが大きいというものだと思います。