1999-11-24 第146回国会 衆議院 法務委員会 第8号
ところで、レフチェンコ証言というのがありまして、結局、我が国はスパイ天国であると。そして、ソ連のスパイであるレフチェンコはアメリカに亡命して、アメリカの委員会で、我が国はスパイ天国である、数百名が協力しているという意識なく私どもに協力したと言っておるわけです。
ところで、レフチェンコ証言というのがありまして、結局、我が国はスパイ天国であると。そして、ソ連のスパイであるレフチェンコはアメリカに亡命して、アメリカの委員会で、我が国はスパイ天国である、数百名が協力しているという意識なく私どもに協力したと言っておるわけです。
しっぽが出てから二回目にしっぽを出すのはいつかと思っていたら、なかなか捜査も、レフチェンコ証言のとおり日本はスパイ天国になるのですね。
○山田(英)政府委員 警察といたしましては、レフチェンコ証言の内容につきまして犯罪の存否を確認いたしますために、彼が政治工作担当のKGB機関員として直接運営しておった十一名の者につきまして、必要と判断しましたそのうちの数名の人から事情を聴取するなど所要の調査を行ったわけでございます。また、公務員が絡むとされておるケースも二、三ございました。
○山田(英)政府委員 御朱印船といいますか、日ソ親善協会の会員であるという会員証を持っておれば、しかもソ連の情報収集活動に協力するならば漁獲を認めようというような工作、これは現にあるわけでございまして、それはやはりKGBレフチェンコ証言にあるアクティブメジャーズというのと全く類似した考え方と手法であろうと思います。
○山田(英)政府委員 その部分が一部新聞報道で問題になっているということは私ども読みましたが、レフチェンコ証言の中身は全部公表されておりまして、いま御指摘のような部分は、レフチェンコ証言、日本における対日政治工作活動の証言にかかわる部分には入っておりません。無関係の部分だと承知しております。
会談の席上、まず、ボーランド委員長からあいさつ並びに昨年の聴聞会開催の趣旨についての説明がありましたが、それによりますと、聴聞会の目的は、当時、米国において活発化していた反核平和運動についてKGBがどのような影響力を及ぼしているかについて知ること、及び、そのために、広く、ソ連の積極工作、すなわちアクティブ・メジャーズの方法論について知ることにあり、レフチェンコ証言も、その一環として行われたものであるとのことでありました
そこで、レフチェンコ証言の場合、金銭の授受ということが出てまいります。これは公然と渡すかどうかという問題もございます。われわれ、レフチェンコの行動を四六時中見ていたわけではございません。仮にソ連人から金銭の授受があるということを認めた場合においては、それは日本の国の法令による違反ということもあり得るかと思いますが、そういう現場を把握しておらなかったということは言えるわけでございます。
官房長官にお尋ねしたいのでありますが、レフチェンコ氏自身は日本の議会での証言をしてもいいというふうな発言もしておりますし、このレフチェンコ証言によってもたらされております事実は、もしこれが信憑性があるというただいまの警備局長の判断であるとすれば、きわめて重大な内容を含んでいるわけであります。
現在、レフチェンコ証言国会調査団が訪米しております。活動を開始しているわけでありますが、政府は独自の調査を行って、すでにその成果をある程度取りまとめているというふうに聞いておりますが、官房長官いかがでございますか。
○神田委員 時間がありませんから余り突っ込んだ話ができないのでありますが、私は、やはりこのレフチェンコ証言がもたらしている内容というのはきわめて重要な部分を含んでいるというふうに思っております。 その第一は、インタビューにおきましてレフチェンコ氏は、ソ連のスパイ活動がわが国内において公然と行われている。
松浦晃一郎君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○理事補欠選任の件 ○国の安全保障に関する調査 (我が国の安全保障政策とASEAN諸国との関係に関する件) (防衛費に関する件) (防衛力の整備に関する件) (人工衛星の軍事的利用問題に関する件) (自衛隊の航空事故に関する件) (シーレーン防衛問題に関する件) (日米防衛協力問題に関する件) (レフチェンコ証言
○秦豊君 外務、防衛に入る前に、レフチェンコ証言問題について警察庁側に一問だけ聞いておきたい。御出席ですね。 外務省は、すでにこのレフチェンコ問題なるものについての調査を打ち切ったと聞いておりますが、衆議院側はあすにも議運レベルの訪米調査団の派遣も考えているやに聞いている。
○国務大臣(中曽根康弘君) 私はレフチェンコ証言については、アメリカにおける情報特別委員会の発言、あるいはその後日本の内外の新聞、雑誌等に発表された内容等を見まして、日本のスパイ活動防止について関心を呼び起こさせられました。前からいろいろな事件が起こっておりますけれども、世界から言われるようにやはり日本はスパイ天国なのかなと、こういう点については大いに寒心しなければならぬという感じを持ちました。
○和田静夫君 レフチェンコ証言について。 まず外務省、レフチェンコ・リストの中に、ナザールという外務省職員のエージェントがおって、公電その他の機密を流したとされるわけでありますが、第一に、ナザールなる職員は特定できたのですか。第二に、具体的な機密の漏洩はあったのですか。あったとすれば、具体的にいかなる資料、情報が抜けたのですか。明らかにしてください。
○和田静夫君 総じて捜査当局、この前も御答弁ありましたが、レフチェンコ証言が捜査の端緒とはなりにくいという認識、これは依然として現在でも同じであると承っておいてよろしいですか。
それからもう一つは、レフチェンコ証言によると、コード名ナザールという外務省の事務官が、外国駐在の日本大使、あるいは大使館からの通信文を同省の電信課で入手して、これを撮影ないしコピーして、自分のケース・オフィサーに渡していたというような証言をしている。これはリーダーズ・ダイジェストの三十八巻五号に出ているんですね。これはあなた方から私も大体お聞き し、資料も収集したわけだ。
○説明員(藤田公郎君) ただいま先生御指摘のように、外務省といたしましては、レフチェンコ証言の内容につきまして、可能であればさらに関連情報の提供を得たいということを、今年の一月末、一月の二十五日でございますが、在米のわが方の大使館を通じまして、アメリカの国務省に対して申し入れを行った次第でございます。いま先生が引用なさいました外務省の説明員の答弁というのは、そのことを指しているものと思います。
○寺田熊雄君 次はレフチェンコ証言に関してお尋ねをするのですが、これは外務省のソビエト関係の担当者が、この二月二十三日の衆議院の法務委員会で、この事件、政府としましてはいま外交ルートを通じて詳細な資料の提出をアメリカ政府に要請しているわけでございますという答弁を、自民党の熊川理事に対して答弁しておられるわけですが、いまあなた方のおっしゃる外交ルートを通じて詳細な資料の提出を求めておるその資料なるものは
○安武洋子君 私、レフチェンコ証言問題についてお伺いをいたします。 レフチェンコのいわゆる対日工作証言、これが事実を伝えているというふうなことであれば、ソ連の諜報機関が買収資金でエージェントをつくって、わが国の内政や政党、大衆団体、マスコミなどへの組織的、系統的な干渉、介入が行われていた、こういうことで重大問題でございます。
○説明員(吉野準君) 警察としましては、昨年の十二月のいわゆるレフチェンコ証言公表以来、その政治工作活動について違法行為があれば看過しないという方針のもとに、より詳細な情報の入手を希望してきたわけでございますが、とりあえず、外交ルートによる情報の入手を期待しておったわけでございますが、ただいま外務省からもお答えがありましたように、外交ルートでは入手できないという回答がありましたので、三月の下旬に警察庁
○安武洋子君 レフチェンコ証言が事実であるとしますと、外国政府機関による国内問題への干渉、それから介入という重大性を持つ問題でございます。レフチェンコ証言とか、この発言が事実でないというふうなことになりますと、名前を挙げられた政治家とか、マスコミ関係者、この名誉が著しく傷つけられたということになります。いずれにしても、真相解明が何よりも前提になるというふうに思います。
ですからレフチェンコ証言というのが今回オープンにされたことは、これは全く宣伝効果以外にないのじゃないかというふうに私は考えておるわけなのですが、その点はどういうふうにお感じになっていますか。
○木島則夫君 リーダーズダイジェスト誌で述べられておりますレフチェンコ証言の中にはいろんなことを言っておりますね。その中に、日本には防諜法も国家機密保護法もない、外国スパイやその協力者をのさばらせることであって民主国家の根本原則にももとると、こんなようなことも表現されております。どうなのでしょうか。私ども一般には日本はスパイ天国であるというふうな受け取り方をしている。
わが国でもつい最近レフチェンコ証言というものが大分新聞で報道されたわけなのですが、このレフチェンコ証言、これもまたある意味で言うと外交官としての一つの活動のもとに行われたことでありますから、その点について幾つかいまから御質問したいと思うのですが、アメリカのCIA、それとソビエトのKGBあるいはモサドとかいろいろ情報機関というのがあるわけなのですが、今回のレフチェンコ証言の内容を見てみますとアメリカの
○和田静夫君 防衛庁長官、これも記事であり報道でありますが、山川暁夫さんという人についてのレフチェンコ証言の中に、防衛庁関係者が中国軍の編成に関する百ページのレポートを作成したということが出てきていますね。
○和田静夫君 外務大臣、このレフチェンコ証言によりましてソ連のジャーナリストに接触するのは危ないという風潮、危険だという風潮とでもいいますかね、ソ連人とつき合うのはよくないことだという風潮が出てくることは、これは私は日ソ友好のためにマイナスである、日ソの民間外交のためにマイナスであると考えなきゃならぬと思うのでありますが、そういう点についてはいかがですか。
○政府委員(枝村純郎君) 外務省に関する限り、一月にレフチェンコ証言のさらに詳細を入手したいということで申し入れたわけでございますけれども、その後米国側から外交経路を通じて差し上げる情報という性格のものでない、外交チャンネルになじまない、こういう回答がございました。外務省のかかわりはその範囲でございます。レフチェンコ自身に外務省員なりあるいは在外公館員なりが接触したということはございません。
特に最近では、グロムイコ発言等が出ましたし、レフチェンコ証言問題とか、いろいろと世間を騒がす問題が日ソ問題であるだけに、そういう中で、やはりこれから将来の日ソの友好関係を構築していくには両国が一体どういうことをやったらいいのだということで話し合いをいま進めることは、大変有意義であると思っております。
○三浦(隆)委員 実際には米国のレフチェンコ証言というものの事実ですね、どういうことを述べたかということはもうすでにわかっているんじゃないですか。外務省にお尋ねします。
○三浦(隆)委員 本日は、田中元首相に対する辞職勧告決議案に関連する問題、レフチェンコ証言について、朝鮮人樺太抑留者の帰還問題について、台湾元日本兵士に対する補償問題について、なお時間があれば箕面訴訟の判決について、さらに国会決議の効力について質問させていただきます。 そこで、外務大臣が大変お急ぎであるということでございますので、大臣の方にとりあえず二、三お尋ねをしたいと思います。
○三浦(隆)委員 レフチェンコ証言というのが近々本になってあらわされるというふうにも聞いておるのですが、もう外務省あたりでもこのレフチェンコ証言について米国へ問い合わせているだろうと思うのですが、そのことについて外務省にお尋ねします。
○熊川委員 私は、いわゆるレフチェンコ証言問題に関連をして、二、三の質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、きわめて御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席いただきました官房長官に感謝を申し上げます。時間の関係もありましょうから、最初に官房長官にお尋ね申し上げます。
そのまず第一は、外務大臣にお伺いしたいわけでありますが、今国会の総括質疑におきまして石井一君から、レフチェンコ証言問題について質疑があったわけであります。これを聞いておりましたところ、中曽根総理も、きわめて重大な問題であると受けとめておりますという答弁をなさいました。かつまた、政府側におきましても、アメリカ側に対して必要な資料の提供等を求める趣の御答弁があったと思います。
ただ、石井君のこの前の質問を聞いておりまして、アメリカのCIAがすでにレフチェンコ証言に関する日本のいろいろな具体的な事項についてアイデンティファイしているということを彼は質問の中で言っておるわけですね。
○安倍国務大臣 外務省としましては、レフチェンコ証言の内容は、わが国におけるソ連の秘密工作活動であるということ等にもかんがみまして、外交ルートを通ずる照会になじむかどうかという点も含めて、諸般の角度から慎重に検討してきたわけですが、可能であれば、さらに関連情報を収集することがわが国の国益上有益であるとの観点から、去る一月の末に在米わが方大使館を通じまして米国務省に照会を行ったわけでございますが、米国側
しかも、これに関連をいたしまして、CIAの海外担当部長であるポートマン氏が、議会で宣誓をした後に、このレフチェンコ証言がいかに重要であり、内容が正しいものであるかということを証言いたしております。これはレフチェンコ証言が真実であるばかりでなく、アメリカ政府は、ソ連のKGBの組織活動がどういうものであるかということをすべて掌握したのみならず、KGBの日本におけるエージェントをほとんど全部確認した。
レフチェンコ証言につきましての警察としての受けとめ方と対処の姿勢をお答えしたいと思います。 レフチェンコは、昭和五十年の二月から五十四年の十月まで四年八カ月、新時代社の東京特派員として在日したわけですが、在日当時から政治工作担当のKGB機関員であるとわれわれ見ておったわけでございます。
○安倍国務大臣 いわゆるレフチェンコ証言につきましては、外務省としてもその証言の内容を取り寄せまして詳細に検討、分析をしたわけでありますが、これはソ連のわが国に対する工作というものが非常に広範な立場で行われておるということから、この証言というものを非常に重要視いたしたわけであります。