2019-04-10 第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
東北大学災害科学国際研究所の佐藤大介先生がお話しされたのがすごく興味深くて、古文書などのレスキュー事業、被災した歴史資料を保全する作業、そのボランティアに、力仕事なんかはできない高齢者や女性、被災者自身が参加することで、それが一つの社会参加の場となってコミュニティーになるという話。
東北大学災害科学国際研究所の佐藤大介先生がお話しされたのがすごく興味深くて、古文書などのレスキュー事業、被災した歴史資料を保全する作業、そのボランティアに、力仕事なんかはできない高齢者や女性、被災者自身が参加することで、それが一つの社会参加の場となってコミュニティーになるという話。
一方、津波で被災しながら辛うじて消滅を免れた地域の歴史資料について、宮城では私ども宮城資料ネットが、先ほど示しました各地の史料ネットワークや市民ボランティア、また文化庁による文化財レスキュー事業というものが立ち上がりまして、それと相互に連携しながら救出活動を行いました。 スライド九は、平成二十三年四月八日に実施した石巻市の本間家でのレスキューの様子です。
○国務大臣(林芳正君) 東日本大震災ですとか熊本地震等によって被災した文化財につきましては、これまで、文化財保存に係る多くの専門家や学芸員を現地に派遣をいたしまして、未指定の文化財も含めて、文化財の一時避難や洗浄、剥落止めの応急処置を行う文化財レスキュー事業を進めてまいったところでございます。
東日本大震災により被災した美術工芸品等を緊急に保全し、廃棄、散逸や盗難の被害から防ぐため、文化庁は文化財レスキュー事業を立ち上げました。この文化財レスキュー事業、この活動を通じてどのような課題が明らかになったでしょうか。
○林国務大臣 東日本大震災によって被災した文化財については、これまで文化財保存に係る専門家、これを現地派遣いたしまして、未指定の文化財も含めて、文化財の一時避難とか洗浄等の応急処理を行う文化財レスキュー事業を進めてまいりました。
東日本大震災によって被災した文化財につきましては、未指定のものも含め、これまで文化財レスキュー事業により一時避難や洗浄等の応急処置などを行ってまいりました。また、被災ミュージアム再興事業において、被災した古文書などの文化財から汚泥やカビの除去、脱塩や修理も行っているところでございます。 引き続き、被災県の御要望をお聞きしながら、支援してまいりたいと考えております。
○政府参考人(山崎秀保君) 先ほど申し上げました文化財レスキュー事業におきまして、これには参加者数延べ六千八百十一人の方が参加していただいておりまして、被災四県の実施箇所数としまして九十か所におきまして文化財のレスキューを行ってきているところでございます。
熊本震災によって被災した熊本県内の動産文化財等を緊急に調査、保全し、我が国の貴重な文化財等の廃棄、散逸を防止するため、多くの学芸員や研究者が文化財レスキュー事業に御尽力いただいたと承知しております。
例えば、特別養護老人ホームにおける低所得者に対する利用料の軽減、大阪の生活レスキュー事業に代表されるような生計困難者に対する複数の社会福祉法人による支援の活動、その他、保育園での地域の子育て支援活動や児童養護施設等が行う施設退所者のための自立支援の援助、介護保険制度以外で行っている生活支援サービスなどでございます。
例えば、特養において生活困窮者に対する無料、低額サービスの提供、障害や保育における相談事業、大阪のレスキュー事業に代表される複数の社会福祉法人による取り組みも、私どもの調査では、現在、既に全国八つの府県で類似の活動が始まり、そして十二の都道府県で今年度または来年度実施に向け検討中でございます。
大阪では、これまで、老人施設部会の生活レスキュー事業、保育部会のスマイルサポーター事業の取り組みをしてまいりました。この二十七年度からは、障害施設や養護施設等全ての社会福祉施設がかかわって、社会福祉法人を軸とした大阪しあわせネットワークの愛称のもと、生活困窮者自立支援法の取り組みも含めて事業を展開することになりました。 それでは、その事業の内容について御紹介を申し上げたいと思います。
それで今、緊急性に応じて、被災地からの要請に基づいて調査官を派遣しておりますが、文化財レスキュー事業、これは四月一日から開始をしているわけですが、これで一時保管をしたり、あるいはその後、いろいろ災害の復旧、そういうことも含めて、活動をこのレスキュー隊でやっていく予定でございます。それについては、今後ですが、補正予算も含めて要請をしていきたいと思っております。