2020-04-03 第201回国会 衆議院 外務委員会 第4号
国交省は、ルート下の住民のための騒音軽減を急角度着陸の理由としていますが、同じ国交省の実態確認での騒音は、十九カ所の測定所の平均で〇・一から一・一デシベル小さかっただけで、誤差の範囲と話す専門家もいます。 やはり、横田空域での米軍機との接触を避けることが三・四五度の急角度着陸にこだわる理由ではないのか。 そこで、質問します。
国交省は、ルート下の住民のための騒音軽減を急角度着陸の理由としていますが、同じ国交省の実態確認での騒音は、十九カ所の測定所の平均で〇・一から一・一デシベル小さかっただけで、誤差の範囲と話す専門家もいます。 やはり、横田空域での米軍機との接触を避けることが三・四五度の急角度着陸にこだわる理由ではないのか。 そこで、質問します。
羽田新飛行ルートへの三・四五度という急角度着陸が本当に一〇〇%安全なものなのか、ルート下の住民を始め国民の不安が高まっています。私は、日本政府がこの横田空域の返還をもっと強く米国に迫るべきときだと考えております。外務大臣の横田空域縮小、撤廃への決意を伺いたいと思います。
港区の市民団体みなとの空を守る会が、区内の飛行ルート下の住民にアンケートを行い、昨年十一月に調査結果を発表しています。千三百四十四通の返信によれば、新飛行ルート計画について、内容を含め知っているは三七%、聞いたことはあるが内容はよく知らないと全く知らないを合わせると六二%。計画について、中止してほしいが八五%、不安も三四%、賛成と答えたのは僅か一・三%でありました。
○田村政府参考人 今先生御指摘のように、南風好天時に千葉市上空を通るルート下の騒音軽減のために、南方面からの到着経路の飛行高度の引き上げということを今、試行をやっております。昨年八月から十一月まで一回やったんですけれども、その後、検証して、またこの三月から試行運用を再開した、こういうことでございます。 それで、今先生御要望されましたような段取りでやりたいと思っております。
これまで、米軍機の低空飛行訓練は、そのルート下の住民に多大な被害をもたらしてまいりました。墜落事故の危険性や爆音による騒音被害も重大であります。ガラスが割れるとか、土蔵が崩壊をするとか、こういった物的被害も起こっております。そこに墜落事故を繰り返す欠陥機のオスプレイがやってくる。不安の声が上がるのは当然であります。
私は、低空飛行訓練ルート下の広島、長野、徳島、高知などを調査し、これまでの米軍戦闘機による傍若無人の訓練ぶりをお聞きしました。これに危険なオスプレイが加わることへの不安や、配備に伴う日米合意が曖昧で何でもありだという批判もお聞きしてまいりました。実際、沖縄では人口密集地・住宅地上空での飛行が常態化しています。これで一体国民の安全が守られると考えているのですか。答弁をお願いします。