1952-04-03 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第36号
ところがその中の二億四千万円をルース台風関係のほうへ何か特別に使われたというようなこと聞いているのですが。それは事実なんですか。而も若しそれが事実だとすれば、ルース台風被害の対策というような費用はそういう中小企業関係の費用とは全然切離してやるのが至当じやないかと思うのですが、そういうことがあつたのですか。
ところがその中の二億四千万円をルース台風関係のほうへ何か特別に使われたというようなこと聞いているのですが。それは事実なんですか。而も若しそれが事実だとすれば、ルース台風被害の対策というような費用はそういう中小企業関係の費用とは全然切離してやるのが至当じやないかと思うのですが、そういうことがあつたのですか。
これのほかに運用金の回收がございましてその回收の総額は百十五億円と見積られるのでありまするが、その内訳といたしましては、国債の償還期の到来するもの四十五億円、それから地方債等、と申しますのは、地方債のほかに相当古い資産で回牧になるものが二、三億円ございまするが、地方債の回收の中には今年度ルース台風関係で繋ぎ融資といたしましたもので、明年度国庫の補助金によつて償還せられるものも約三十億円入つております
○政府委員(東條猛猪君) ルース台風関係につきましてお答えを申上げます。ルース台風以降に起りました、これは厳格にルース台風だけとも申上げかねますが、大部分ルース台風関係でございます。ルース台風以降に起りました災害復旧の事業費でありまするが、先ずその総額から申上げて参りますると、大蔵省のほうではこのルース台風以後の国費にかかつて参りまするところの事業費の査定額は三百七十億と見込んでおります。
○寺中政府委員 ルース台風関係の災害復旧に対しましては、目下その要求金額について査定が進行中でございまして、大体のところ、内示案というようなものがきまつて来ている程度でございますが、本件のルース台風関係の災害が、その程度が大破以上であるかあるいはそれ以下であるかということは、請願の文書だけでははつきりいたしませんけれども、もしそれが私どもの災害復旧を必要とする範囲に収められる額であれば、当然そのわくの