2012-02-15 第180回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号
マレーシアはたしか一九八〇年代にルックイースト政策をマハティール首相が言い始めまして、それは勤労意欲の関係、倫理性の関係等を含めてあると思っていますけれども、先ほど、メコン川流域のいわゆる上流ですね、ある大国が十五のダムを造るという話で、これはまさにそういう別の意味での倫理性にかかわる話だと私は思っていますが、それに対してはどういうふうにお考えでしょうか。以上二点が山田先生に対してです。
マレーシアはたしか一九八〇年代にルックイースト政策をマハティール首相が言い始めまして、それは勤労意欲の関係、倫理性の関係等を含めてあると思っていますけれども、先ほど、メコン川流域のいわゆる上流ですね、ある大国が十五のダムを造るという話で、これはまさにそういう別の意味での倫理性にかかわる話だと私は思っていますが、それに対してはどういうふうにお考えでしょうか。以上二点が山田先生に対してです。
そのころから戦略的な重要性というのはあの地にあるわけでございまして、戦後、マレーシアというのは、マハティール氏のもとでルックイースト政策ということで日本を何かと見てきた国であります。
五番目には、ルックイースト政策の消滅ということでありますが、マハティールが現役のとき、そして現在もイスラム諸国会議のイデオローグとして発言をしたりしておりますが、どうも日本をお手本にしようといういわゆるルックイースト政策は何か撤回しているんじゃないかと。看板をどうも下ろしているようであります。
最初に片倉先生にお聞きしたいんですが、先ほどのお話で、マレーシアのマハティールさんのルックイースト政策が撤回されたという趣旨のお話があったと思いますが、どうしてかということですね。なぜそのような状態に至ったかということを簡潔で結構でございますのでお願いします。
「マレーシアがルック・イースト政策を採用したのは、戦後の荒廃から立ち直った日本のやり方に感銘を受けたからだ。」「ところが、日本は西側システムに合わせようと、こうしたこれまでの長所を突然、すべて捨てた。 日本をたびたび訪れ、目覚ましい発展ぶりを見てきた。しかし、前回の訪日時、青いビニールシートの下で暮らす失業者の姿に胸をつかれた。これが終身雇用を廃止した終着点だ。
お国の基本的な政策の中で、ルックイースト政策ということが言われております。日本や韓国をモデルにしたい、するというようなことがおっしゃられておるんですけれども、なかなか、今日の日本はモデルになり得るような国ではないのではないか、このように思っているところもあります。
特に、マハティール首相が就任して以来、ルックイースト政策、東方政策という、日本そして韓国を見習えという政策を打ち出してまいりましたこともありまして、マレーシア国民は、何か自分でやりたいと思ったことがあれば、それに目を向ければ必ずそれは実現することができる、それは日本や韓国のように実現することができると信じてきました。 そして、マレーシア国民は政府に厚い信頼を置いています。
現在のアジアを見てみますと、当初は日本が大変な経済発展を遂げまして、アジア各国がルックイースト政策に見られるように、日本に見習って日本を勉強してというような形で、悪い表現でいえば日本をまねしようという形の経済発展、こういうものがなされてきたんじゃないかと思うんですが、よく見てみますと、日本の経済発展の姿というものと現在急激な勢いで繁栄を遂げている東アジア諸国の発展というのは根本的に違った局面があるのではないだろうか
○政府委員(槙田邦彦君) 歴史的なというのは、ルックイースト政策が今も続いているかどうかというお尋ねであったと思うんですが、ルックイースト政策というのは御承知のように一九八一年にマハティール首相が就任されましてから、それまではマレーシアはイギリスの旧植民地であったということもあって、イギリスと文化的にもあるいは経済的にも強いきずながあったわけですけれども、それを見直して日本それから韓国等に、特に日本
ただ、マハティールさんにしてみれば、ルックイースト政策を掲げて、日本が手本だ、日本を見習え、民衆もそれに同意して国づくりに励んで、ある程度成功している方なのです。
○宮本政府委員 先生からただいまお話のありましたとおり、マレーシアはルックイースト政策、東方政策をとって、日本を非常に重く見ている、それから観光にも大変熱心でございまして、たしか昨年は観光の年ということで一生懸命日本人観光客の誘致に努めている、そういう事実も十分承知しております。
これには特定のプログラムを要求してきましたマレーシアのルックイースト政策に基づく二百五十名の受け入れも入っております。それから第三国研修といいまして、第三国で日本の試験でもって行います研修が十四コースございます。このほかに、それぞれの要請に応じまして個別の研修を行っておりますのが二千名ぐらいございます。
と同時に、また、いわゆるルックイースト政策、こういうふうなことも、何といいますか、非常に特徴的な政策が次々に出されているように思いますが、それら全体としての、今の御説明の土台の上での性格はどういうことになって、どんなふうに進展しているのか、お尋ねいたします。