1975-06-04 第75回国会 衆議院 外務委員会 第19号
たとえば五月十三日のインドネシア債権国会議を通じて、わが国から四百十億円ですか、一億四千万ドルのインドネシア円借款の供与、それからタイに対する百六十八億四千万円の援助を具体的に検討するというような報道、それからリー・クァンユー首相が先日日本に来られましたときに、石油化学プロジェクトを援助するという約束をされておりますけれども、こういうような一連の動きは、ASEAN諸国をこの際経済的な側面からですけれども
たとえば五月十三日のインドネシア債権国会議を通じて、わが国から四百十億円ですか、一億四千万ドルのインドネシア円借款の供与、それからタイに対する百六十八億四千万円の援助を具体的に検討するというような報道、それからリー・クァンユー首相が先日日本に来られましたときに、石油化学プロジェクトを援助するという約束をされておりますけれども、こういうような一連の動きは、ASEAN諸国をこの際経済的な側面からですけれども
○河上委員 それは大臣、リー・クァンユー首相が言われた一つの考え方で見た場合に、いわゆる東南アジアの社会主義国とその外縁にあるASEAN諸国というものを二つ仕分けして、ASEAN諸国をいろいろな意味で強化するというような方向はとらないというふうに考えてよろしいんですか。たとえば北ベトナムに対する五十億円の援助についていまペンディングのままになっております。
○河上委員 去る十九日シンガポールのリー・クァンユー首相が訪米の帰途日本に参りまして、その後日本人の記者クラブでこんなことを言っておるのでありますが、これについて外務大臣はどういうふうにお考えになるかを伺いたいと思うのですけれども、日本政府は東南アジアの社会主義国への援助が与える利害のバランスについて十分計算していると思う。