1954-04-14 第19回国会 衆議院 通商産業委員会中小企業に関する小委員会 第6号
特に価格の安定策と、これに附帯する一連の施策、たとえばアウトサイダーの取締りと法制措置の強化、原材料対策、特に加工金の確保、及びリンク貿易の実現その他による事業資金対策等は、当面喫緊の課題として、そのすみやかなる実施を強く要求されるに至つた。
特に価格の安定策と、これに附帯する一連の施策、たとえばアウトサイダーの取締りと法制措置の強化、原材料対策、特に加工金の確保、及びリンク貿易の実現その他による事業資金対策等は、当面喫緊の課題として、そのすみやかなる実施を強く要求されるに至つた。
そこで私は問題は二つあると思うのでありますが、一つは日本国内における闇ドルの問題、それからいま一つは、国外における日本円の闇レートの問題、それからもう一つは二重価格制度とか、リンク貿易とか、これから来るところの理論的な……外国から見てのけしからんというような大きく分けてこの二つだと思うのです。
繭の不作であつたというようなことから値段が高くなつて、その値段ではなかなか輸出ができない、生糸の輸出というような日本独得の商品について、特に不作等の関係から一時的に起つた現象に対しては何とか輸出を減退させない特段のくふうはなかろうかというようなところから、この砂糖の輸入というものと結びつけて、そうして砂糖は安く入つて高くメーカーの手に入れることができるわけでありますか、それと結びつけて、いわゆるリンク貿易
○愛知国務大臣 ただいまのお尋ねでありますが、いわゆるバーター取引とか、リンク貿易とかいう性格のものも一応全部この表の中に含めて勘定してあるわけであります。
贅沢品と見られるものでも、イギリスからのウイスキー、台湾の、バナナというのが、リンク貿易その他でなかなか抑制が困難だというようなことも、いろいろ言つておりますが、そういうようなことをまとめて、通産大臣の御意見を承わりたいと思います。
この事実からいたしまして、いろいろと論議され、又経過的には例えばリンク貿易とか二重価格制とかということが止むを得ざる現象としてございますために、この御論議が常に各方面において行われておるようでございますが、私どもといたしましては、成るべく速かに実勢レートを回復するという努力を飽くまでも続けて参りたいと、かように考えております。
そこでリンク貿易の弊害ということもいろいろ研究をいたしたのでありますが、むざむざストレートのドルを獲得できるものが日本の価格高のために三角貿易になつて現われて行く。
そうすることは将来長い目で見て、結局石灰窒素のコストが安くなりませんから、この際やむを得ず、六万トン程度は韓国に強行輸出をやろうということでやつた結果が、国内のマーケット・プライスの方は相当暴落しているのでありますが、その価格よりもさらに十ドル程度低いところで輸出をせざるを得ないというはめに陥りまして、今私どもとしては、シート、粗糖等、いろいろなリンク貿易を考えておるアイデアにならいまして、これもそういう
○国務大臣(愛知揆一君) これはいわゆるリンク貿易の問題でございますが、リンク貿易と一口に言われましても、三つも四つも方式があるわけでございまして、例えばバーターのごとく東西貿易の推進というような場合に使われるようなものはこれは私はいいのではないかと思うのでありますが、只今御指摘のような、輸出が非常に困難である、一方、輸入だけをやつている人が利益を一人占めにしているのはけしからんというような意見もあつて
たとえばバーター取引のものもございましようし、いわゆるリンク貿易の一部もございましよう。そういういわゆる決済を伴わないでやつておりますものの総額を合せるならば、あるいはそういう数字になるかもしれませんが、これは今的確な調べを持つておりませんので、できましたらごらんに入れることにいたしたいと思います。
差当り国産の困難な近代化用機械及び良質低廉な原材料の輸入確保を図りますると共に、リンク貿易、委託加工貿易を適宜に推進し、又貿易商社、為替銀行等の貿易担当者を強化する方途を講ずる必要があると考えているのでございます。なお我が国商品の割高事情に鑑みまして、財政金融面より、一般的に物価水準の低下を企図いたしておりますることは、すでに御説明申上げた通りでございます。
これとともにリンク貿易、委託加工貿易を適宜に推進いたしまするし、また貿易商社、為替銀行等の貿易担当者を強化する方途を講する所存でございます。 なおわが国商品の割高事情にかんがみ、財政金融面より一般的に物価水準の低下を企図いたしておりますることは、ただいま申し上げた通りでございます。
○中村説明員 附帯する業務というのは、見返り貿易あるいはリンク貿易ということでありますが、これにつきましては、先ほど申しましたように、特別外貨割当制度を全面的に運営いたしますので、この割当制度のもとにおきましては、商品、時期、額ということについては、政府の指示、許可が必要でございます。御心配のような点はないと私は考えております。