1998-04-30 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第19号
これはリリエンソールがちょうど亡くなる一年ぐらい前に書いた遺言的著書のように私には感じる本からの抜粋であります。
これはリリエンソールがちょうど亡くなる一年ぐらい前に書いた遺言的著書のように私には感じる本からの抜粋であります。
○参考人(角田道生君) 私は、きょうお配りしました資料で、リリエンソールという原子力の路線をつくった人が、みずからそれをやっぱり改めようと言っている、これが一つの例のような気がいたします。お答えになるかどうか。
従来の原子炉というものは、もう少しさかのぼって申し上げますと、リリエンソールという初代原子力委員会委員長がおりまして、TMI事故の直後に「アトミックエナジー・ニュー・スタート」という本を書いているわけですが、とにかくアメリカの原子力事業というものを健全に成長させるためにはもっと安全な原子炉をつくらなければだめだ、そういう意見を抱いてそれを宣伝する本を書かれているわけですが、私はその趣旨には大賛成なので
それからもう一人、初代のアメリカの原子力委員長をなさったリリエンソールはTMIの事故の後で、もっと安全な原子炉を考えるべきではないかということを言って、書いておられます。 今いろいろなことが、今までの原子炉の科学技術的発展について、歴史的にはそうなってしまったけれども、それで果たしてよかったのだろうかと思われる点がなきにしもあらずですね。
○広瀬説明員 ただいま先生御指摘のありましたリリエンソールの文章は、われわれ総合開発事業を推進していく者のかがみでございまして、常々心に置きまして一生懸命やっておるつもりでございます。
アメリカのテネシー川流域について、この開発公団の理事長でありますリリエンソールさんが次のようなことを回想録の中に書いております。御承知だと思いますが、御承知ですか。
それで、きょうの使用済み核燃料の問題の第一に私が申し上げたいのは、原子力というものが核兵器と非常に深いかかわり合いがあるということは申し上げるまでもないことでありますけれども、たとえば原子力時代が始まりましたいまから三十年前になりますけれども、有名なアチソン・リリエンソール報告というのがございまして、その中で、核エネルギーと核兵器というのは、そもそもの初めからきわめて強いインターコネクションを持っているということが
アメリカではたとえばリリエンソール報告書というような実に膨大な報告書がすでにできておるわけであります。これは相当年月もかけ、あらゆる機関を動員してつくり上げた報告書であります。その要約を読むだけでも容易でないというのであります。そういう準備がされておりますが、日本の場合には、少なくともわれわれ新聞等で知る限りにおいては、そういうものがありません。
それからリリエンソール計画にのっとって日本がやっているかやっていないか問題なんですけれども、もしそれに対応するものでわが国がやっているものがあれば、それを出してほしい。 それからもう一つは、例のラオスのビエンチャン空港、これについて、本年度の予算にはついていたと思います——昨年度もついていたと思いますが、どういうふうに完成を見たのかということ、それをできれば見取り図まで入れてほしいと思います。
それから第二のリリエンソール案のようなものがあるかと、これは書きものは日本の場合には何もそういうものはございませんし、第一、リリエンソール案というのも、これはアメリカでももう実際問題としてこのまま実施できないということで、はっきり言えば廃案のようなものになっているわけでございますが、日本の場合にそれに相当するものがあるかということでございますけれども、これはございませんので、これは資料提出はいたしかねるわけであります
今後の水源開発のあり方でございますが、アメリカのテネシー河域総合開発事業の中心となった、もとTVA理事長のリリエンソール氏は、資源の開発にとって最も重要な存在は民衆である。TVAの成功は、草の根元の民主主義に基礎を置いたことである、と言っておりますが、今後の水源開発は上水道に重点を置くのか、工業用水に重点を置くのか、企画庁長官にお伺いしたいと思います。
○鈴木一弘君 このリリエンソール計画によると総額二十五億九千六百万ドルという膨大な費用がかかるわけですけれども、わが国は一体こういうのについてどの程度とか、あるいはこの計画のどのくらいというようなことは、まだ全然きまっておりませんですか。また、きまっていないとしても、どの程度考えていらっしゃるか。
○鈴木一弘君 いまの答弁で、いわゆる海外派兵の危険はないと、私はへたをすると、なしくずし的な海外派兵になるんではないか、そういう心配をしていたんですが、そういう点がないということで安堵しましたけれども、次に南ベトナム戦後における経済開発に対しては、御承知のようにリリエンソール計画というものがあるわけです。
○鈴木一弘君 リリエンソール計画のサイゴン側の代表であるトック開発大臣というのが日本に来ておりますが、そのときどんな話し合いがなされたのか、その内容を伺いたい。
あるいはアメリカは、リリエンソール報告という一コンサルタントの報告書を持ってきて発表した。それを、また日本の経済調査協議会も、ベトナム情勢の変化とその経済的効果という一種の戦後の提言をしておる。しかし一体私たちは、安易に戦後を論じて、しかもこれは第二の特需のような顔をして、ベトナム戦後の復興計画をいち早くつくったりするというのは、少し慎しむ必要がある。
そこで、アメリカのニュー・ディール政策の中で今日まで地域開発の問題と取り組んで参りましたリリエンソールの教訓というのをちょっと読んでみたのですが、この中で、アメリカのあの政治形態の中で総合開発を進めていく場合において、一番問題に取り上げられているのは、民衆の協力をいかにして得るかという点が第一の問題である。
又最近の現象といたしましては、TVAの委員会の委員長をいたしておりましたリリエンソール氏が日本に来ますると、吉田さんも非常にそういうことには興味を持つていられると見えまして、リリエンソール氏を特によんで、そうしてリリエンソール氏の著書を飜訳しました工業大学学長の和田小六さんとも会談をされて食事を共にして、いろいろとそういうことを話をしておられる。