2016-03-10 第190回国会 衆議院 本会議 第15号
この二十年、政府の計画は、SACO合意当時の海上へリポート案、軍民共用空港案、米軍再編合意に基づくL字案、そして現在のV字案へと、何度も変更を余儀なくされました。
この二十年、政府の計画は、SACO合意当時の海上へリポート案、軍民共用空港案、米軍再編合意に基づくL字案、そして現在のV字案へと、何度も変更を余儀なくされました。
その後、SACO最終報告が取りまとめられたということでございますけれども、その後、当初の海上へリポート案がとんざするというような経緯もありまして、平成十一年になりまして、稲嶺知事による移設候補地の表明、岸本名護市長による受入れ表明等を受けまして、平成十一年の閣議決定に従って、現在、その代替施設の建設に向けて、地元の御理解も得ながら進められているということでございます。
○瓦国務大臣 ただいま志位委員から御指摘がありましたこのTSG並びにSWGFについてお答えをいたしますが、普天間飛行場の代替へリポート案として、海上施設につきましては、平成八年十月に、関係省庁の技術者等で構成される技術支援グループTSG及び部外有識者によって構成される技術アドバイザリーグループTAGを設置いたしまして、その技術的可能性の検討を行ったものでございます。
政府としては、SACO合意にあるように、この普天間の代替ヘリポートにつきましては、海上へリポート案というものを最善と考えておるわけですが、他方、当然のことながら地元の頭越しに進めるという考え方は持っておりません。
これにつきましては、政府といたしましては、海兵隊の運用特性や地元から表明された種々の懸念を念頭に置きながら、あらゆる角度から検討を行った結果、地元に提示した海上へリポート案が最良の選択肢と考えておりますが、これまでの経緯も踏まえつつ、今後、本問題につきましては、県内においてどのような議論がなされていくのか、関心を持って見守りつつ、真摯に取り組んでまいりたいと考えております。
普天間基地の代替地については、総理は、今まで一貫して名護市沖の海上へリポート案が最善の選択肢として、ほかの案は考えられないと主張してこられました。ところが、最近、政府・自民党と沖縄県の間でキャンプ・シュワブ内に民間共用滑走路を建設する案が急浮上してきていると聞いております。私は、普天間飛行場の代替地問題については、こうした柔軟な対応が不可欠と考えております。
政府としては、海上へリポート案について地元の御理解が得られた後、日米両政府間で詳細な検討が行われるものと考えておりまして、現段階では具体的な協議は行われておりません。いずれにせよ、経費の負担につきましては、安保条約及び地位協定の規定をも踏まえ、適切に対処してまいります。 次に、GAOの報告書と海上へリポートについてのお尋ねがございました。
この飛行場が、議員も御指摘のように市街地の中にあり危険だ、私も存じておりますし、大田知事から強い御要請を受け、アメリカ側との返還合意にこぎつけたものでありまして、その代替施設について、現時点における最良の選択肢として海上へリポート案を地元に提示をいたしました。
そのへリポートにつきましては、いろいろな条件を考慮しながら、現時点における最良の選択肢として海上へリポート案を地元に提示し、地元の皆様の御理解と御協力が得られるよう最大限の努力をしてきたところでございますが、昨年末、比嘉前名護市長は、みずからの進退を賭して、海上へリポートを受け入れるという決断をされまして、辞職したということは、御承知のとおりであります。
自然環境、騒音、あるいは安全、いろいろなものを考慮して、現在よりも規模を大幅に縮小し、必要がなくなった場合撤去できるという、現時点における最良の選択肢として海上へリポート案を提示いたしました。今後とも、その実現に向けて、地元の御協力と御理解が得られるよう、粘り強く努力をしていきたいと考えております。
普天間飛行場は市街地にあり、危険な状況をほうっておけないとの思いから米側と返還合意にこぎつけたものでありまして、その代替施設につきましては、現在における最良の選択肢として海上へリポート案を提示したものであります。今後とも大田知事を初め地元の御理解と御協力をいただけるよう粘り強く取り組んでまいります。
その上で、我々としては本当に日米が真剣に論議をし、考え抜き、その結果の選択肢の中の最良のものとして海上へリポート案を提示したということはもう御承知のとおりであります。 代案を考えろ、それがぱっと出てくるような、我々は生ぬるい検討で海上へリポートという考え方を出したつもりはございません。