2012-07-26 第180回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
我が国の外航海運においては、安定的な国際海上輸送の核となるべき日本の船舶は、最も多かった時期、これは昭和四十七年の千五百八十隻ですけれども、そこから大きく減少をし、そして日本船舶は現在百三十六隻のみで、そのほかはパナマ籍千八百九十六隻、そしてリベリア籍が百四十隻、香港籍の船舶が百十五隻など、ほとんど便宜置籍船、これは船舶を実際の船主の国ではなくて税金や人件費、その関係でほかの国に置いているという船舶
我が国の外航海運においては、安定的な国際海上輸送の核となるべき日本の船舶は、最も多かった時期、これは昭和四十七年の千五百八十隻ですけれども、そこから大きく減少をし、そして日本船舶は現在百三十六隻のみで、そのほかはパナマ籍千八百九十六隻、そしてリベリア籍が百四十隻、香港籍の船舶が百十五隻など、ほとんど便宜置籍船、これは船舶を実際の船主の国ではなくて税金や人件費、その関係でほかの国に置いているという船舶
他方、外国籍船でございますけれども、日本の保有しています外航船社の便宜置籍船について見てみますと、現在、パナマ籍が約七五%、リベリア籍が約五%を占めておりまして、便宜置籍船は日本商船隊の約九五%を占めております。 先ほど、かつては日本人船員の配乗等でコスト高になっていたということを申し上げましたけれども、現在では配乗の点ではパナマ籍も日本籍も全く差はございません。
逆に、パナマでありますとかリベリア籍の船が増えているということでありますけれども、そもそもその要因、日本籍船が減少してきた要因は何なのか、まずお伺いをしたいと思います。
昭和四十九年に、先生御指摘の、第十雄洋丸が中ノ瀬航路を北上中に、リベリア籍船だったと思いますが、鉱石運搬船がぶつかったということで、三十三名の方が亡くなるという大変悲劇的な事故が起こっております。政府全体でさまざまな安全対策が検討されまして、その中の一つとして水先問題が取り上げられました。
一つは、外国の船が競争力が増して日本の港により入ってくるということと、もう一つは、日本の船会社が対抗上便宜置籍をしまして、パナマ籍とかリベリア籍にしまして、安いコストで船をチャーターバックしまして運航しているというような理由によりまして、少しずつ、あるいは年によってはかなりの幅で日本籍船が減っているということは事実でございます。
次いでリベリア籍が百九十二隻、六百五十九万総トン。それからキプロス籍が三十二隻、バハマ籍が十隻というような数になってございます。
私どもの方で便宜置籍船を国籍別に見てみますと、パナマ籍が一番多くて約八百隻、千二百六十万総トン、次にリベリア籍が約二百隻、六百六十万総トン、キプロス籍が約三十隻、四十万総トン、あとバハマ籍が十隻程度というような状況になっていると推定いたしております。
三月二十一日、今度はリベリア籍のFUMIという船がイランの攻撃を受けて被弾をいたしました。人員の被害はございません。 これら二つとも、日本法人が支配をしており、日本船主が運航している便宜置籍船でございまして、いわゆる日本関係船舶であります。
これは私どもにとりまして非常に大きな衝撃でありまして、昨日の朝も、御承知のように既に報道されております、日本向けに航行中のリベリア籍のタンカー、ダイヤモンド・マリーン、定期用船は日本郵船でございます。このダイヤモンド・マリーンが同じく北緯二十六度二十一分、東経五十六度六分、ホルムズ海峡の西方約三十マイル付近におきまして国籍不明のガンボートから銃撃を受け、船橋の左舷下方等数カ所に被弾をいたしました。
二百四十二隻のうちでございますが、多いのはリベリア籍四十五隻でございます。イラン三十九隻、キプロス、パナマが二十八隻ずつ、ギリシャが二十隻、クウェート、マルタ十隻、トルコ、韓国それぞれ七隻、サウジアラビア六隻、ノルウェー五隻、あとフランス四、西ドイツ四、インド四、こういう国になっております。
○政府委員(仲田豊一郎君) 日本商船隊の中で日本船と外国用船と両方ございますが、そのうちの外国用船の中でかなりの部分がリベリア籍、パナマ籍によって占められているということは間違いございませんが、その数につきましては私どもは大体横ばい、数字によって、リベリア籍などは最盛期に比べるとかなり減っておりますが、両方加えて大体横ばいぐらいじゃないかなと、そういうような感覚を持っております。
したがいまして、今度の衝突事故に関しましては、加害船はリベリア籍であり、乗組員は韓国でございますので、我が国が管轄権を行使することはできない、不作為の殺人という考え方をとることもできないという結論に達した次第でございます。 なお、以上の点は法務省とも協議済みでございます。
その結果、第一豊漁丸に衝突し逃走いたしました船につきましては、一昨日までの捜査の結果、香川県の坂出港に現在入港中のリベリア籍のLPGタンカー、ワールド・コンコルド号、これは総トン数が三万八千八百二十八トン、船長は朴炳埈さんという韓国人の方でございますが、につきまして調査をいたしましたところ、第一豊漁丸の船体破断部付近に付着しておりました塗膜片と、ワールド・コンコルド号の船首付近の塗膜を、私どもの海上保安試験研究
玉城委員も、沖縄の沖合において大変悲惨な当て逃げ事故がございまして、その当て逃げをした船が一体どういう船であるかということについて種々御質問されたわけでありますけれども、先日来マスコミを通じて報道されているところによりますと、当て逃げをした本体はリベリア籍のLPGのタンカー、ワールド・コンコルド号ではなかろうかということが明るみに出てまいっております。
同船は、リベリア籍ではございますが、全船員が日本人でございますし、デッキ上には日本船の識別できるように日の丸がかかれておりまして、いわば日本船でございました。 このような点につきましての事実関係はどのようになっておるのか、またタンカーの安全を図るため政府はどのように外交措置をとったのか、それから今後起こり得る同様な攻撃に対して政府はどのように対処していく方針なのか、お聞かせ願いたいと思います。
そういうようなこともひとつぜひ考えて、当局のおたくの方で、一応指揮下にあるわけですから、船主会社に対しましてーこれも日本のジャパンラインを通して言うのか、船主会社直接に、このリベリアのパナマ船、リベリア籍で船主がパナマ国籍ですか、これは非常にむずかしいんですが、数字は後で申し上げますが、そこへあなた方の方で誠意を持ってこういうことはやれという命令は出せますか。これは国際法で出せないですか。
親会社が香港所在であり、登録上の船主はリベリア籍、そして保険会社はノルウェー、定期船契約者はジャパンライン。 それで、きのうも衆議院の運輸委員会あるいは農水、さらにまたそういうところでいろいろ質問されておりますから、それをひとつ全部避けまして行います。
この中でリベリア籍のものとパナマ籍のものとギリシャ籍のもの、これが合計して四十一隻という形になっております。これが五十二年になりますと日本船が何と九百三十一隻から七百七十六隻に減りました。それから、六十八社から七十五社にこれまた外航二船主団体の会社がふえているんです。このときに外国用船の隻数は千百七十六社にまさに五倍以上に実はふえているんですね。
当然霧は西の方から東の方に移っていますので、西の方から申し上げますと、まず二十五日の午前二時五十五分、松山沖で、リベリア籍の貨物船と日本のLPGタンカーとが衝突いたしました。それから同じく四時四十分、来島海峡西口付近で、ギリシャ籍の貨物船と日本のLPGタンカーが衝突いたしました。
時間もなくなったんで、海上保安庁の方の長官にわざわざおいでになっていただいたんで、これもいまのいわゆる外国用船との関係に絡んで、私は災害の方なんですけれども、ことしの三月の十六日にフランスのブルターニュ半島沖でリベリア籍のアモコ・カディス号という、これは二十三万トンタンカー、これも便宜置籍船のはずです。
たとえば、さっきの便宜置籍船の問題日本が三百隻も実はリベリア籍の船を持っていて海洋国だなんて全くひどい話でありまして、こういうものも一単独法でできることではない。アメリカでは大統領声明という形でこれを出したわけであります。
○柴田(睦)委員 次に、船員の職業上の災害の防止に関する条約に関連してですが、日本では、日本国籍以外の、たとえばリベリア籍の船など、外国船への日本人乗組員がふえているように聞いておりますけれども、その状況はどうなっているのかまずお伺いします。
それは、あるいは便宜置籍船の、パナマ籍船、リベリア籍船あるいはシンガポール籍船、サイプラス籍船、そういったものがそうかと思います。そのうちあるものについては、先ほどの例にございますように、日本のだれかが事実上支配をしておる船というものは相当にあるようでございます。
もう一つ、これは全然別の問題でございますが、よくあるのは、これは神代先生なんか御検討だと思いますが、日本の船会社の船なんでありますが、実際はパナマ籍を持っておったり、リベリア籍を持っておったりする船が非常に多いわけであります。