2018-06-05 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
元々、ボルトン補佐官はリビア方式ということについて言及しておりました。これ、もう直ちに持っている核兵器をアメリカに運んで、アメリカで無力化させるというような提案ですので、これは北朝鮮にとっては到底受け入れられるものではないというふうに思います。
元々、ボルトン補佐官はリビア方式ということについて言及しておりました。これ、もう直ちに持っている核兵器をアメリカに運んで、アメリカで無力化させるというような提案ですので、これは北朝鮮にとっては到底受け入れられるものではないというふうに思います。
○篠原(豪)委員 北朝鮮が恐らく嫌うであろう、無条件で先行して核を放棄するリビア方式、このリビア方式について、トランプ大統領、アメリカ側が適用しないということを明言すると、そうすると、日本の、今の、矛盾しないんだというところとはまた少し話が変わってくるんじゃないかと思うんですけれども、ここに対しての御認識はいかがでしょうか。
○河野国務大臣 リビア方式、リビア方式と言われますけれども、誰もリビア方式の定義をせずにリビア方式と言っているんだろうと思います。昨今の新聞その他を見ても、余りリビア方式とは何なのかという定義なく使われているというのが一つ。それから、リビア方式と言ったときに、核の放棄のやり方なのか、体制保証のやり方なのか、これも違います。
ペンス副大統領が北朝鮮の非核化をリビア方式で行う考えを表明して、北朝鮮はそれに対して強い反発を示しているという状況で、ほかにもさまざま、北朝鮮が態度を硬化するのであれば、圧力を強くかけ続け、みずからの立場、これは北朝鮮の立場でございますけれども、それを自覚させる必要があるというふうに考えております。
アメリカのボルトン補佐官は、トランプ政権が目指す北朝鮮の核放棄の具体的方策について、リビアのカダフィ政権、当時ですね、が核開発計画を放棄する際に実施したリビア方式を念頭に置いていると伝えられております。つまり、まず査察を受け入れた上で、核関連設備をこれみんなアメリカに持って帰ったわけですね。
また、アメリカのボルトン大統領補佐官は、リビア方式、つまり兵器を全部持ち出した後というようなことも言っているわけですが、国民の声として、外務大臣、やはりこの非核化合意、そして拉致、核、ミサイルの諸懸案を解決しということを言うためには、やはりここまでしなくてはいけないんじゃないかと。
今回、米国のボルトン大統領補佐官でありますが、いわゆるリビア方式をもって北朝鮮に非核化を迫っていくという方針を言いました。北朝鮮の非核化の実現可能性について政府としてどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。
俗にリビア方式というやり方がございますが、リビアは今の北朝鮮のレベルの核開発に至っていなかったということで、この二つを直接比べるというのはなかなか難しいかと思います。 どのように非核化をするか。
今の時点で具体的にどのような方法がいいかというのは、これはなかなか予断を持って申し上げるのは困難でございますが、リビアのときと比べると、北朝鮮の核計画、核のプログラムは更に進んでいるわけでございますので、あのときのような、俗にリビア方式と呼ばれている方式を取れるかどうか、それもいずれ現地の状況などを見ながら関係国で相談をしていくことになろうかと思います。
○塚田一郎君 しっかりと有効なアプローチを取っていただいて、IAEA、そしてリビア方式、これらを併せてやるということもあるわけでありますから、対応していただきたいというふうに思います。 次に、北朝鮮との交渉の枠組みについてお尋ねをいたしたいと思いますが、北朝鮮が中国に行った際に、六者協議などについての話も報道されているところであります。
過去に大臣もIAEAの査察などの方法について言及をされていますが、そのほかにリビア方式と言われる、核関連機材や弾道ミサイルの搬出を行うというアプローチもありますが、どのようなアプローチが有効と考えていらっしゃるか、御説明をいただきたいと思います。