2018-04-05 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
リビアは、同国の外交、経済、安全保障及び内政上の要因を考慮して対話を打診したと思われますけれども、先ほど申し上げました二〇〇三年十二月のリビア側の発表では、自らの自由意思によりこの廃絶の決定を行ったという説明がなされております。
リビアは、同国の外交、経済、安全保障及び内政上の要因を考慮して対話を打診したと思われますけれども、先ほど申し上げました二〇〇三年十二月のリビア側の発表では、自らの自由意思によりこの廃絶の決定を行ったという説明がなされております。
これは一般にはロッカビー事件というふうに呼ばれておりますけれども、この事件に対して、国連を中心にして、国際社会はリビア側に犯人の引き渡しを要求しまして、経済制裁を含めていろいろな努力を、粘り強い対応をやってきたわけですね。 今、この事件はどうなっているのか、このことを報告願いたいと思います。簡潔にお願いします。
○山口(富)委員 今報告がありましたが、いろいろな曲折があったわけですけれども、国連の経済制裁や政治的制裁、こういうものを受けまして、リビア側が容疑者とされた二人の人物の引き渡しに同意して裁判が始まっている、こういう局面だと思うのです。 それで、九九年に容疑者が引き渡された際に当時の高村外相が談話を発表していますが、どういう内容でしたか。
我が在リビアの大使館といたしましては、直ちに、すなわちその翌日でございますけれども、大使館員を現地に派遣いたしまして、リビア側の治安担当者と面接して、乗組員、日本人十二名、インドネシア人十名全員が無事である、拘束はされたが無事であるということを確認いたしました。
○松前達郎君 リビア側の方はシドラ湾が自分の領域であると言っているわけですね、まあこれはリビア側の勝手な解釈と言えばそれっきりかもしれませんが。それに対して侵入をされているというのは自衛権行使して差し支えないということに準じて考えられる、そういう面もあるんですね。アメリカの方は官公の領域じゃないですね。
○関嘉彦君 確かにリビア側の動機を理解することは非常に難しいと思うのですが、例えば北朝鮮のラングーンなんかにおける事件というのはこれは私は非常にけしからぬ問題だと思いますけれども、それなりに理解しようと思えば理解できるわけです。
○政府委員(波多野敬雄君) 先生ただいま御指摘のように、状況証拠から見ます限りこの事件はリビア側に非があるように思えますけれども、リビア側は事件の責任を否定しておりまして、今のところリビアサイドから、どのような動機でこの事件をやったかということはリビアが否定しているために必ずしも明らかにはし得ないところだと思います。
○政府委員(都甲岳洋君) 本件は四月の十七日にロンドンで起こった事件で、御案内のとおりの事件でございますけれども、その後イギリス政府といたしましてはリビア政府側と鋭意交渉して、これを外交的に解決すべくやったわけでございますけれども、結局リビア側の態度はかたく、この事件を大使館の中に入って解明するということはとても無理だという結論に達したものでございますから、外交関係を断絶するということにいたしまして
○説明員(渋谷治彦君) 現地からは、たとえばリビア側が、この撃墜事件がリビアの領海内で生じたという報道を流している、そういった情報は入っております。しかし、現在までのところ、リビア政府は公式な態度表明は行っておりません。
しかるに、それに対して先方から何の反応もございませんので、現在のところリビア側の回答待ちというところでございます。これについては具体的な回答が参りますれば、決して消極的なことではなく、前向きに検討いたしたいと思っております。
私はいままでもこの問題にこの外務委員会で触れて、リビア側の日本に対する態度はきわめて積極的であるということを重ね重ね申し上げて、それに対して日本の政府として積極的に対応すべきである。
対リビアの関係でも、技術協力協定と言っても技術というのは言葉の問題で、実際はそういう政府間の協定ができることでリビア側としてはもっと日本との関係を積極的に進めたい、こういう意欲がある。これにこたえるべきじゃないのか。
○政府委員(伊達宗起君) 御指摘の事件につきましては、事件直後、外務省といたしましては、もしリビア側において犯罪人を処罰せず、ないしは犯罪人に対しての裁判権を行使した後において、日本国政府といたしましては、適当な措置を講じたいということを申し入れた経緯がございます。
これは私どもといたしましても、リビア側の配慮は大いに感謝するものでございます。 そこで、本件につきましてのあっせん処理は菅野議員に行なっていただくということにきめまして、昨夜、その旨をリビア政府に通達方、在リビア大使館に打電したわけでございます。 ただ、いま問題になっておりますリビアの石油の詳細はまだわかりませんが、中にはいわゆる係争中のものもあるかと思います。
○大平国務大臣 本件につきましては、かねてから通産省のほうから御相談がございまして、その後私のほうでもいろいろ検討を重ねまして、きょうじゅうには政府として意見をまとめて、いずれにせよリビア側には何らかの返事をしなければならぬわけでございます。きょうじゅうにまとめるべく、いま最終の調整をいたしておるところでございます。