1952-07-25 第13回国会 参議院 本会議 第69号
本年の四月十九日でありますか、リッジウエイ将軍は、警察予備隊は軍隊とならなければならない。そのことはすでに締結された二つの條約によつて日本として義務付けられているところのものであるという意味のことを述べております。このリッジウエイ将軍の言葉通りに、今や警察予備隊は変じて再軍備のための保安隊となり、警備隊となり、そのための機構、組織が着々実現せられつつあるものと申さなければなりません。
本年の四月十九日でありますか、リッジウエイ将軍は、警察予備隊は軍隊とならなければならない。そのことはすでに締結された二つの條約によつて日本として義務付けられているところのものであるという意味のことを述べております。このリッジウエイ将軍の言葉通りに、今や警察予備隊は変じて再軍備のための保安隊となり、警備隊となり、そのための機構、組織が着々実現せられつつあるものと申さなければなりません。
○岩木哲夫君 これは必要であると考えられても、大蔵大臣の財政の盛り方の構造と、リッジウエイ将軍との、個人的見解にしても重大な齟齬があつて、これは政治的にも決して等閑に付すべき問題ではないと思いますが、今この時間は……この問題は又別の機会に譲ることにいたします。
○岩木哲夫君 そうしますと、リッジウエイ将軍の個人的御見解にしても、若し要らないという工合に、アメリカがそういう議会の決定になりますれば、それでは今回の予算の五百六十倍中大蔵大臣の指摘する三百幾億のものは要らないということに解釈されると思うのであります。
従いましてこれは、英語を使つて恐縮でございまするが、リッジウエイ将軍の個人的希望、パーソナルデザイアと私は考えておるのであります。従いまして私は、予算を編成いたしますときには、岩木君御承知の通りに、こういう内容で予算を組みますということは、最高司令官、スキヤップの承認を得ておるのであります。
リッジウエイ将軍と話をしておつたんじやないか。そんないらぬことを言うな。だからここで聞く。二、三反米の内容もわからずに取締りを云々するということのために、わが党は演説会をやるのを二日延ばし、三日延ばし、一箇月も二箇月も何回も延ばしているんだ。しかもそのために塩田伍一というのは自由労働者であるが、仕事をほつて警察へ交渉ばかりに行つているじやないか。
それでリッジウエイ将軍から招請を受けたにすぎないのであります。
リッジウエイ将軍の意向もほのめかされたのでありまするが、その線に沿うて、強力にしかもすみやかに政府が何らかの処置をとるべきは当然であろうと思うのでありまするが、今日まで大してそういう方面に深き関心を持つて、そうして善処しておるものとは、われわれの目から見れば見られぬ節もあるように思うのでありまするが、今日までこの問題に対して政府は何らかの方途を講ぜられて来たのであるか。
○世耕委員 リッジウエイ将軍の声明に基いて設置された委員会が、既設の委員会のごとく内閣に所属しないで、かえつて総理大臣に直属して、かつ特定の官制とか官職にはよらないで、問題が提示されたときに首相の発議によつて招集される特別委員会というふうに了承いたしておりますが、かような特別な委員会を設けた理由に何か根拠がございますか。