2007-05-10 第166回国会 参議院 内閣委員会 第12号
ただ、これまでは財政融資資金の借入れでありますとか政保債の発行というようなことで調達面での財政支援があったわけですけれども、こういうものは完全民営化後はなくなりますので、個別契約ごとにリスク見合いの収益性が確保されるような条件を設定した上で、先ほど言いましたようなノウハウを生かして地域再生等をやっていくんだろうというように思います。
ただ、これまでは財政融資資金の借入れでありますとか政保債の発行というようなことで調達面での財政支援があったわけですけれども、こういうものは完全民営化後はなくなりますので、個別契約ごとにリスク見合いの収益性が確保されるような条件を設定した上で、先ほど言いましたようなノウハウを生かして地域再生等をやっていくんだろうというように思います。
るる三点、今申し上げさしていただきましたけれども、結局、本来の銀行とは一体何なのかというところに問題は帰着するんだと思いますし、また金融機能の再生ということがテーマになってきている以上、今このいろんな変化を見ていただきましたけれども、そもそも日本の銀行の基本的な欠陥と言われていたのは審査機能に欠けているんではないか、またそれゆえにリスク見合いでリターンの良い融資活動が余りできてないんじゃないかというところに
したがって、リスクを取って、ただ、そのリスク見合いのリスクプレミアムと申しますか、信用リスク部分の金利をしっかり取らせていただきたいということを申しているわけでございます。
こういうことですから、銀行が融資をしようとすると、そのリスク見合いのものをいただきたいということになるんですが、その合意がなかなかできない。それからまた、業況不振のために需要そのものが少ない。事業者の側の需要が少ない。これらが中小企業融資が最近振るわなくなっている理由だというふうに考えております。