1993-04-22 第126回国会 参議院 商工委員会 第7号
また、金融機関など、金融システムの崩壊などという言葉がつい最近まで聞かれておりましたけれども、これによってBISのリスクアセット比率はかなり減少するのではないかということで、好ましい点もあろうかと思います。
また、金融機関など、金融システムの崩壊などという言葉がつい最近まで聞かれておりましたけれども、これによってBISのリスクアセット比率はかなり減少するのではないかということで、好ましい点もあろうかと思います。
ただ、委員が御指摘のように、リスクアセットの見直しにつきまして、今国際的に新たな合意が成立するような状況にはなっていないわけでございます。
それから同時に、アメリカのフリーデン氏がリスクアセット方式について指摘していますね。こういうような指摘がされるほど現在のBIS規制という問題と分母の方の問題とが国際的に問題になっているというようなときに、これから我が国の行政としてはどういう対応をなさるのか、お聞かせいただきたいと思います。
この中にはいわゆるリスクアセット方式などがうたわれており、その後のバーゼル合意案の基本となっております。 また、米英の民間銀行サイドでも競争条件の平等を求めまして、主要金融センターを有する各国間で銀行監督政策、特に自己資本比率規制の国際的統一化を図るべきだという声が強くなりました。
また、リスクアセット、すなわち資産の方の問題につきましては、確かに委員御指摘のように、量から質への転換というようなものもあらわれてまいると思いますけれども、各銀行ともそれぞれ国内の貸出業務につきましてはこれを収益の柱として位置づけまして、健全かつ優良な貸出需要に対しては、引き続き積極的に応じていく方針であるというふうに聞いております。
これも質疑されましたので重複はすべてカットいたしますが、自己資本を算定する方式としてリスクアセット方式というようなことを言っていらっしゃる。私、伺いたいのは、いわゆる国債と地方債の問題です。 地方債の場合はリスクは一〇%となっているわけでございます。当然これは欧米社会におきましては地方債の起債というのが地方にゆだねられている場合があって、地方の行政だって破産するケースがある。
この運用資産につきまして、資産の種類ごとに危険度を評価するという、いわばリスクアセット方式というのがBIS規制の一つの特色になっておりますが、いずれにいたしましても、この運用資産面では、経営姿勢が、従来のような量的拡大重視の傾向から資産の審査、管理や収益をより重視した方向に転換をされていくということが促されるわけでありまして、節度ある資産運用がなされまして、その健全性の向上が期待されることになるという