1992-11-25 第125回国会 衆議院 予算委員会 第3号
リクルートは、御案内のとおり川崎市におけるリクルートビルの建設に関して市役所の方にわいろが贈られた。そこが発覚の起爆剤になって、それが永田町に波及した。たまたま永田町関係者がばれただけの話。共和問題にいたしましても、もし共和が倒産しなかったらわかっていただろうか。倒産したために会社清算人が会社に入り、帳簿を調べたら阿部さんにぶち当たった。これもたまたま発覚した事件ではなかったのか。
リクルートは、御案内のとおり川崎市におけるリクルートビルの建設に関して市役所の方にわいろが贈られた。そこが発覚の起爆剤になって、それが永田町に波及した。たまたま永田町関係者がばれただけの話。共和問題にいたしましても、もし共和が倒産しなかったらわかっていただろうか。倒産したために会社清算人が会社に入り、帳簿を調べたら阿部さんにぶち当たった。これもたまたま発覚した事件ではなかったのか。
そのビルは実質リクルートビルなのでありますが、共用部分といいますか、エレベーター、階段、廊下、三分の二は国と県と地方自治体、浦和市が補助金を出すことになっておる。そういう構想で全体が動いているわけですね。 自治省、そんな動きをつかんでおりますか。
実情は第三セクター方式をとったりいろんな手法をとるのでありますが、再開発の手法をとれば公的部分の三分の二、本体はリクルートビルでありながら莫大な補助金がそこにつけられている、それにまつわって政治献金や株やいろんなものが動く、この手法が実は共通なんですね。安比の件は後刻同僚の山口議員が追及をいたしますが、川崎の規制緩和とか容積率アップの議論も同じです。こういう状況がずっと広がっている。
現在、東芝ビル、リクルートビル、興和不動産ビル、公団住宅及び市の産業振興会館が立地しております。 特定街区の容積率指定は、本プロジェクトの有効空地率が五〇・一%ということを評価しまして、一四〇%増しの六四〇%となっております。これは建設省の計画標準の限度六五〇%内に一応おさまっているものでございます。
そこで、話を一歩進めまして、住宅・都市整備公団は、このリクルートビルの用地について売却をしているわけですね。この売却の経過、どのくらいの広さについてどのような形で売却をされたのか、御報告をいただきたいと思います。