2014-04-21 第186回国会 参議院 決算委員会 第5号
枕木は、多くは今コンクリートに切り替えてきているんだけれども、中には一部ラワン材が使われていると言うんですね。ラワン材というのはすごく腐りやすくて、くぎを打っても抜けてしまうという話で、枕木が足りないから交換したいんだけれども、なかなか足りなくて交換できないという話なんです。なぜこういう状況になっているというふうに思われますか、局長。
枕木は、多くは今コンクリートに切り替えてきているんだけれども、中には一部ラワン材が使われていると言うんですね。ラワン材というのはすごく腐りやすくて、くぎを打っても抜けてしまうという話で、枕木が足りないから交換したいんだけれども、なかなか足りなくて交換できないという話なんです。なぜこういう状況になっているというふうに思われますか、局長。
松、モミ製材は四・八%の関税、ホワイトラワン材、熱帯木材十四種は八・五%から一〇%の関税がかかっていますから、このことはぜひ御党でも御認識をいただきたいということを申し上げて、きょうの質問を終わります。 ありがとうございました。
この酒田港にはこれまで南洋からラワン材がどんどん入ってきました。現在は南洋のものは一切入っていません。それは、環境問題で南洋のものはやらないと、こういうことで入っていません。ところが、アメリカなどの合弁会社によって製品化されたものが酒田の港に入ってくる。大きな工務店は安価な外材を扱っているハウスメーカーから外材を求める流通構造になっているんです。
そこで、今のどういう木を植えるかという問題なんですが、御指摘のとおり、ラワン材、フタバガキ科の樹種ですとかチークですとか、そういう有用な樹種を植えて、育てば非常に価値も高いし、いいのでございますけれども、それがなかなか一気にそういう有用な樹種を植えるだけの条件がそろっていない非常に厳しい環境の土地もいっぱいございます。
その中の大きな課題は、日本というのは森林というのがあるけれども、なぜ東南アジアのラワン材だなんだを持っていくのか。こういうふうなことで、日本を捕鯨の問題の次の標的にしようとしている大きな一つの運動があるんです。これはWWFといっているんですが、そういう一つの大きな流れになって、日本がスケープゴートにされる可能性がある。
さらには、木材の関係でいいますと、ラワン材、あれ一本どの程度の重量があるかと私も調べてみたのですが、五、六立方ですね。適載量ですと、大体ラワン材三本か四本しか積めないということになるわけですね。 ですから私は、決まりは決まりとして守らなければならないけれども、例えばラワン材なんかの場合には、水分を含んでいると、すぐ三百キロ、五百キロ重量がオーバーしてしまうのですね。
さらに積み荷は、これはフィリピンのラワン材のようでございます。これについては既に鹿児島県の方から十月二十七日に報告を受けておりまして、漁業操業等に支障が出ている、こういうことでございます。
二千本のラワン材が流出をして、そのうちの一〇%、二百本が海底に沈んだ。引き揚げようとしても、どうも重さ一本当たり大体五トンくらいになっている。特に沿岸が底びきをやっておりますので、そのラワン材に網がひっかかってもう破けてしょうがない、漁業ができないというふうな状況であります。
また、マレーシアにおきましては、従来丸太で、これは主としていわゆる合板の原料になるラワン材等でございますが、輸出してきたわけでございますけれども、やや資源を切り過ぎているという国際熱帯木材機関、ITTOの勧告を受けまして、昨年の九月-十二月の伐採量を前年の伐採量の約一〇%相当、百五十万立方削減するということを発表いたしまして、十一月には十二月中の丸太の出荷は一時停止するということを言ったわけでございます
それから、ラワン材の不足からのお話でございましたが、これは近年、マレーシア等木材の主要産地国におきまして、資源事情の悪化などによりまして、伐採量の削減あるいは輸出制限が強化されておりまして、ラワン材等を含むこれらの外材の価格が急激に上昇いたしておるようでございます。このことが合板価格にも影響を与えているのではないか、こう見ております。
その原因は、今先生御指摘のとおりでございまして、合板の原料でございますラワン材の産地価格が急上昇したというところに主たる要因があろうかと思っております。すなわち、マレーシアのサラワク州がITTOの勧告を受けまして伐採量削減政策を打ち出した、あるいは同じくマレーシアのサバ州が本年一月から輸出禁止政策をとった、こういったことから上昇したわけでございます。
それから、我が国の合板の殊に良質のものの原料になっておりますサバ州の丸太でございますが、これは突如でございますが輸出が本年一月から禁止になりまして、そのために急激に上がってきたということでございまして、ラワン材について言いますと、昨年三月の産地価格に比べまして丸太の値段で二七六%と産地においては約三倍近い値上がりになっているわけでございます。
またもう一つの新聞に、熱帯雨林を昔の姿にということで、ある商事会社が長期プロジェクトとしてまずマレーシアでラワン材などの植林をすることも書いておりまして、私は非常にありがたいことだと思いました。
○中村鋭一君 先ほど広中委員が質問をなさいました、私もちょっとそのことについてお尋ねをしておきたいんですが、ラワン材と呼ばれる熱帯木材がございます。 日本はこれの世界最大の輸入国で、一九六〇年代以降にフィリピン、インドネシアはほとんどもう切り尽くして、今はマレーシアのサバ、サラワク、この両州からの輸入が原木に限って言えばおよそ九割、こういうことなんですね。
したがって現在日本が輸入しております外材の中の特に問題になります熱帯林、要するに熱帯材というふうに言うんでしょうが、我々ラワン材というふうに普通申して、南洋材でございます。これは大体東南アジアというふうにお考えいただければよろしいと思いますが、ここら辺のデータを少し御説明申し上げますと、大体アジア・太平洋地域、要するに南洋材では木材を伐採した量というのは約二億四千万立方と言われております。
ところが、日本は世界一の木材輸入国であり、熱帯雨林のラワン材などはその五〇%が日本に輸入されております。アマゾン開発や熱帯雨林乱伐で地球の酸素供給量が心配されておるとき、東京のNOxも解決できないでイニシアチブがとれますか。 資源の浪費をやめ、生活レベルを下げ、電力が今より乏しくても我慢して、原子力発電もとめるぐらいの決意を持たなければこの地球の危機は乗り越えられないのではないでしょうか。
そういう状況の中で、一般的には、パーセントからいえばかなり焼き畑や薪炭材ということが多いんですが、薪炭材に使っているサバンナ林の状況と、日本がラワン材等を中心にして非常に大きな高木といいますか、大木、樹齢で言うと千年とか非常に長くたっているそういうものを伐採して輸入しているのとは状況が非常に違うと思うのですが、そこいらの認識はどういうようにされておるのか。
日本の総理が提唱した三倍化問題、これが機縁になって博覧会をやるわけだから、そうなりますと、さあ国内の都市の緑は三倍化する三倍化すると言うけれども、例えば東南アジアで日本の資本が森林資源に対する大変な加害を行っているわけで、フィリピンのミンダナオなどはラワン材の宝庫と言われたけれども、六〇年から七五年のわずか十五年間ではげ山になった。
また、ちょうどけさインドネシアの経済大臣がお見えになりまして、お会いして、したがってこちらへ二分ぐらいおくれたのでございますけれども、話してみますと、それはやっぱりラワン材の原木を売るよりは、付加価値をつけて合板そのものにして出したいと。それは開発途上国の近代国家形成の手順としては当然の道でございます。
○目黒今朝次郎君 ぜひこれは、通産省だから私はもう自由貿易だと言われれば何とも言いかねるんですが、このインドネシアの合板の問題についてラワン材を使っているとか、もう一つは日本商社が現地に乗り込んで技術指導をしている、日本人が入れ知恵して、いいものつくってそれを日本に持ってきて、そのはね返りで日本の合板会社の皆さんが最大な苦しみを受ける、それが川下からだんだん川上に出て林業全体が停滞をする。
焼き畑農業の問題は、例えばフィリピンにしましてもインドネシアにしましても、日本のラワン材の採取にこちらは行きます。ラワン材というのは択伐でありまして、密生しているわけじゃなくて、ぽつんぽつんと生えているやつをとってくるわけですが、そのときに林道をつけてとってくる。そうすると、林道ができるとわあっとそこへ入ってきて、入りやすくなるものですから、入ってきて焼き畑をやってしまう。