1999-05-21 第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
その委員会においてラロック退役海軍少将が、核装備の可能ないかなる軍艦もほとんどの場合核兵器を積載しており、日本やほかの国に寄港する場合も積みおろしたりはしない、こういうふうに言っているじゃないですか。これについては今までどういうふうにコメントしていましたか。
その委員会においてラロック退役海軍少将が、核装備の可能ないかなる軍艦もほとんどの場合核兵器を積載しており、日本やほかの国に寄港する場合も積みおろしたりはしない、こういうふうに言っているじゃないですか。これについては今までどういうふうにコメントしていましたか。
御案内のとおり今までラロック退役海軍少将の国会における証言さえあるんです。そして、ライシャワー元駐日大使も、日本には核は持ち込んでいたんだということをアメリカの高官でさえちゃんと論じているじゃないですか、公表しているじゃないですか。
具体的な名前がないということは、やはり背景があるんだなというふうにも思うのでありますけれども、ライシャワー元大使の発言あるいはラロック退役海軍少将の米議会での証言、そういうものにもう一つ、つまり当時の軍首脳や元政府高官、当時関係しておった政府高官の証言でございますから大変重いと思うのです。
それからラロック退役海軍少将あるいはライシャワーさんでさえも、やっぱり核を持った艦船が入ってくることを前提にして、それはもう当然なんだというようなことを言っていらっしゃる。そういう責任がある地位にある者がそういうことを言われておるのと、もう一つはやはり核の存在ということはいま軍事常識になっているでしょう。あなた方も核に依存するのだと。
ラロック発言についてはここで細かく申すまでもないことでございますが、四十九年の九月の十日、アメリカの議会の上下両院原子力合同委員会軍事利用小委員会においてラロック退役アメリカ海軍少将が日本を一例に挙げながら行って、核兵器を搭載する能力のある艦艇は核兵器を搭載していると、それらの艦艇は最新型云々ということがございまして、それが国会で問題になりましたので、当時の政府としては、事前協議制度のもとでアメリカ
また、ラロック退役元米軍少将によれば、太平洋に配置された米軍戦略核及び戦術核弾頭は合計二千発を超え、その運搬手段は艦艇百二十二隻、航空機六百八十四機と数えられております。これらの艦艇及び航空機は日本周辺を通過したり寄港したりしているのみならず、横須賀の市民が写真に撮って記録したところによれば、核弾頭が陸揚げされ、弾薬庫に輸送されたということまでが報道されております。
○水野委員 次に、これは外務大臣からでなくてもけっこうでございますが、話題をもとに戻しまして、ラロック発言について二、三伺いたいのでございますが、先ほど申し上げた原子力合同委員会の軍事利用分科会において、ラロック退役少将が、一個人としての立場ではあるがという前提で証言を行なっておりますが、どういう証言の形式であったかということをまず伺いたいのであります。
○木村国務大臣 元海軍軍人であったラロック退役少将の発言でございます。それが雑誌等に対するインタビューでなしに、米議会で、宣誓はいたしませんでしたが、そういう証言をいたしております。それについての重みはわれわれも感じております。