1959-12-07 第33回国会 参議院 外務委員会 第12号
それから鉄鉱につきましては、フィリピン・ララップ鉄鉱石、これはいつでありますか、FOB価格を近似値として採用した。それからセメントにつきましては、一九五九年十一月経済企画庁の第一週の週間卸売物価を基礎にした。この算定価格ですね。これは現時点を算定価格にしておるのですけれども、これで戦争損害額を算定する場合に適当なんですか。
それから鉄鉱につきましては、フィリピン・ララップ鉄鉱石、これはいつでありますか、FOB価格を近似値として採用した。それからセメントにつきましては、一九五九年十一月経済企画庁の第一週の週間卸売物価を基礎にした。この算定価格ですね。これは現時点を算定価格にしておるのですけれども、これで戦争損害額を算定する場合に適当なんですか。
○古澤説明員 フィリピンのPIM社のララップ鉱山の開発設備輸出であります。一番最初、私どもの方で融資の承諾をしたのは五億一千八百四十万円。それから、ことしの三月現在貸出額は四億五千三百六十万円であります。そして回収いたしました回収額は一億七百四十万円、三月末の残高が三億四千六百二十万円であります。それからまた回収がございまして、三十四年九月末では二億八千二百十二万円になっております。
それにもかかわらず高い、こうおっしゃったわけでありますけれども、これは日本に持ってくることを考えると運賃の点もありまして、三十三年においてもララップの鉱石はCIFにすると十一ドル五十八セント、ズングンの鉱石にするとCIF十三ドル六十五セントで、値段は安くなっております。
三十二年度におきますララップの鉄鉱石はFOB八ドル七十セントであります。それに対しましてズングンから持ってきております物は十ドル二十二セントであります。インドの鉱石は十一ドル七十六セントになっております。
○酒井政府委員 先ほど申し上げましたように、ララップの開発計画が少しそごをいたしております。おくれております。そんな関係で、今後どう進めるかということについて、若干計画を練り直すという意見もありまして、もしそういう計画ができますれば、必要な機械をさらに発注して送るという意味におきまして、約十万ドルの金をチェース・マンハッタン銀行に預金をいたしておるわけであります。
なお木下商店につきましては、第一次にララップに百万ドル出しまして、これは全部回収されまして鉄鉱石が入ってきておりまして、非常に成績がよろしゅうございます。それで第二回分を、さっき申し上げましたように百八十万ドルをさらにやった、かようなことでございまして、こまかい時日、金額等につきましては調べましてさっそく御報告申し上げたいと思います。
これからインドネシア賠償の方に話を移したいと思うが、先ほど来申したララップの問題に切りをつけてからいかなければならぬから、ちょっと答弁をして下さい。
○今澄委員 それでは舟山さんにお伺いしますが、今大蔵大臣から木下商店とあなたの方との間に、一九五五年に取りきめた、十一月、資金が出ておる百八十万ドルのフィリピンのララップ鉱山への協調融資、これについてフィリピンヘの送金の面、それからあと今入ってくる鉱石にトン当り三十セントを課して、今昭和二十七年から約三十万ドル返還しておりますが、あと百五十万ドルを、もうララップは鉱石がほとんどなくなって、株価も五十分
○政府委員(岩武照彦君) 昨日、岡田委員から、フィリピンのララップの鉄鉱石の輸入について、扱い商社である木下商店に安い鉱石の売り込みの話があったが断わったようだが、どういう事情かというお話でございましてさっそく関係者の方に照会して調べてみましたが、かなり前のことのようでございますので、はっきりした事態がわかりません。
そうしてそのためにかなりララップのものの価格が高くなっておるということも聞いておる。どうして木下商店がそういうふうにララップのものを一手に取り扱うようになったか。またPIMとの間にどうしてそういう契約が結ばれたか、そうしてオプションがあるのにそれを通さなければ買えないのか、ということは私どももよくわからない、かなり解せない点があるのであります。
○岡田宗司君 フィリピン側はフィリピン・アイアン・マインズという会社と、それからこちら側は木下商店との間に何か契約ができているということなんですけれども、そうして木下商店がララップのものを一手に輸入しておる。
○岡田宗司君 フィリピンのうちでララップというのが一番たくさん出しておりますけれども、このララップは、その百四十万トンのうちでどのくらい出ておりますか。
それからララップその他あるいはマレー等につきましてなるべく一本にまとめて、そして能率のいい開発計画を立てていく。そしてスポット買いを避けて、むしろ技術あるいは設備を継続的に持ち込んでいくのがよろしいと、こう考えておりますが、向うの政情等があってフィリピンあたりも必ずしも簡単にいかない事情もあります。そういうふうなわけで、事実は一本にまとめてはっきりした具体的な開発機関が持てるという環境でない。
○宇田小委員 今のお話で大体見当はつきますが、輸送する場合の鉱石は、フィリピンのララップとか、ゴアとかいうところですか。
それから荷役施設につきましては、私たちの所管外でございますが、若干調べたものがございますので、それを申し上げますと、今生として積み取っておりますのはフィリピン、マレー、インド、、ゴア、こういうところが主たる積取地になっておりますが、その中で一番荷役施設の整っておりますのは、フィリピンのララップであります。ここだけが現在のところ接岸荷役が可能であります。
その他フィリピンにおきましては、ララップ鉱山が鉄鉱石を輸出するために今話題に上つております。またインドのビハール、オリッサ両州の鉱山につきましても、なるべく増産をして日本に輸出する計画を立てようということで、関係者が研究中であるように聞いております。また銅につきましても、フィリピンのラプラプ銅山が話題に上つております。