2020-06-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
御案内のとおり、核のラダーの表現ででも、結局、ラダーの間が空いていると、上のラダーから更に上のラダーに移ってのエスカレーションを起こさないような形を、階段をつくっていくという、こういう基本的な考え方だと思っております。
御案内のとおり、核のラダーの表現ででも、結局、ラダーの間が空いていると、上のラダーから更に上のラダーに移ってのエスカレーションを起こさないような形を、階段をつくっていくという、こういう基本的な考え方だと思っております。
したがって、東アジアにおいて、そのエスカレーションラダーではないですが、同じようなレベルでの核戦力、戦術核というものが必要である、そういうお考えですか。
○茂木国務大臣 いわゆるラダーですから、はしごでありまして、はしごには当然段というのがあるわけであります。お互いの段が合っていれば、同じような形での抑止力が機能する。しかし、その段の例えば間隔がずれていた場合に、相手側がその中間の段階の段、そのレベルで何かのことをしたときに、こちら側がどちらの段で対応するかということによって、上の段でまさか対応することはないんであろうと。
○岡田委員 解説はいいんですが、大臣としては、このエスカレーションラダーという考え方をとるべきだというふうにお考えですか。
○河野国務大臣 たびたび申し上げていると思いますが、核のエスカレーションラダーに穴があいていると、相手側が、これだけで攻撃をとどめたのだから、戦略核を使って全面的な核抑止には出ないだろうという誤認をする、誤解をする可能性というのがあるんだろうと思います。
アメリカの小型核兵器の開発というのは、米国がこのNPRの中で述べているとおり、現状で、相手国が戦術核を使ったときに、アメリカは大きな戦略核で報復をするか、報復を全くしないかの選択肢しかないという誤った認識を相手国が持つことにより核の使用の敷居が下がることを防ぐ、そのエスカレーションラダーの中に空いている穴を埋めるためということですから、一概に核兵器の使用の敷居を下げるものではないわけでございます。
○国務大臣(河野太郎君) まず、今次のNPRが核の敷居を下げているかという点でございますが、これまでアメリカはエスカレーションラダーの中に大きな穴が空いている、つまり敵国が戦術核を、一定の大きさのものを使ったときに、アメリカは戦略核で対応するか、全く対応しないか、その二者択一を迫られるかの状況にある。
つまり、核のエスカレーションラダーのアメリカサイドに欠如がある、それをロシアが利用しようとして戦術核の配備を進めている。それを防ぐために、アメリカはそのエスカレーションラダーの欠如している部分を埋めようとしているのが今回のNPRだと思います。 今回のアメリカの小型の戦術核の開発は、そういう意味で、核の使用の下がりそうな敷居をむしろ上げようとして努力をしているということだと理解をしております。
○中西健治君 ラダーとかデュレーションとか、久々に金融の教科書に書いてあることを思い出しました。 もう一つ、済みません、聞かせていただきたいと思いますが、もう一つ増えているものがあります。地域金融機関で最近増えているのが外債投資であります。
これも日本銀行の金融システムレポートによりますと、地域金融機関におきましては、私募投信の中でも、先ほど申しました内外の、繰り返しになりますけれども、債券ラダー型ファンド、これを中心に運用しているというふうに承知しております。 債券のラダー型ファンドというのは、残存期間の異なる債券に同額ずつ投資する、そういうポートフォリオをつくっております。
○政府参考人(遠藤俊英君) 委員御指摘の投信の内容、投資している投信の内容でございますけれども、日銀の金融システムレポートによりますと、地域金融機関が投資する投資信託等は株式投資信託、それから不動産投資信託、いわゆるREITと呼ばれるものでございます、それからラダー型と言われている内外の債券投資信託などへの投資が主なものであるというふうに承知しております。
今御指摘のありました国道四十七号、四十八号、百十二号、石巻へ行く、いわゆるウエストラインと言われるところ、これをラダーという方もいらっしゃるし、格子状ネットワークの形成ということを言っている方もいらっしゃるんですが、東北がこのラインと横のラインがしっかりするということが大事だというふうに思います。
そういうことになりますと、敏速に推移が政務三役に報告されて、事態に応じて的確に判断、対応できる仕組みになっていることが、エスカレーションラダーを政治がコントロールする観点からも必要不可欠でございます。このような制度設計を心がけていただきたい。 第三点目です。自衛官が現場で安心して確実に任務を遂行するためには、法的安定性を確保することが大変重要であります。
つまり、日本がコーストガード、つまり海上保安庁の監視船を提供することによって何がいいかというと、それはフィリピンにとってのエスカレーションのラダーをつくってあげることなんだと思うんですね。したがって、フィリピンが中国との関係で危機を管理する能力が増え、より南シナ海は安定的に保たれる、これが能力構築支援の大変重要な意味だというふうに私自身は考えています。
それから、抑止力という意味でいいますと、私はやっぱり、さっき神保さんも言っておられましたけれども、冷戦時代と違って、小さな紛争、武力衝突もやがて核の打ち合いになるよというエスカレーションラダーがお互いに認識されているような意味での抑止というのは、今アメリカと中国の間では恐らく成り立っていない、機能していないんだろうと思うんですね。
「そうりゅう」型につきましては、御案内のとおり、水中吸音性能の向上、そしてまたX形ラダーの採用ということで大変能力が向上されていると思っておりますし、この艦船に関しては、さまざまな国が大変関心を持っているということで、我が国の防衛交流の中で常に取り上げられる艦艇だとも思っております。
実は、その中間、私どもがつくらせていただいた大綱の中でも、平時から危機が高まって紛争になる、こういうエスカレーションラダーがありますけれども、その各段階において切れ目なく、つまりシームレスという言葉を使いましたけれども、切れ目なく、警察組織と自衛隊、あるいは米軍、この三者の間で、事態をエスカレートさせるんじゃなくて、そのエスカレートを抑止する、まさにさっき武という話をしていただきましたけれども、エスカレーション
この点について、被災地の製造業の基盤の回復のためにも、高速道路の無料化、第一原発が冷温停止して、何とか除染などの対応で通れるようになるまでしっかりと対応していただきたいなというふうに思っておりましたけれども、そもそも、東北自動車道とラダー型、はしご型の高速道路網をつくるために、太平洋側の高速道路を建設していただいておりました。この常磐自動車道は、平成二十六年には開通する予定でございました。
例えば、中国が台湾に進攻した場合、海兵隊を投入すれば米中は本格的衝突になり、核使用に至るエスカレーション・ラダーも動き出すかも知れない。」「それが正しい選択なのか。」とメディアで述べております。 こういう見解については、外務大臣、どのようにお考えですか。
○衆議院議員(石破茂君) これは何を平時と言い、何を有事と言うかというお話にも関連をすることでございますが、例えば、海上保安庁の行動があって、特別な必要がある場合には海上自衛隊が警察権の行使として海上警備行動を行う、そして治安出動が海上自衛隊に対して下令されることも決して否定されるものではございませんし、そして防衛出動と、こういうふうにエスカレーションラダーが上がっていくわけですね。
やはり制裁の一環として、これは菅大臣も入っておられた我が党の北朝鮮対応のシミュレーションチームが詳細にこのエスカレーションのラダーというか、それを作ってあります。そういう中で、どういう手をまず金融についてお取りになるのか、お答え願いたいと思います。
こういうような、これは一人当たりの所得水準でそういう序列をよく東南アジアの諸国はザ・バリュー・アデッド・エコノミック・ラダーと、こういう言い方をするんですね。このバリュー・アデッドというのは付加価値、つまり一人当たり所得水準、エコノミック・ラダーというのは経済のはしごという意味です。それで日本がずっとなっていたと。
もう一つは、道路整備を行う際には、環境影響評価とともに経済効果検証ということも行われているわけですけれども、さきに述べたこの新全総の多軸型国土構造の形成、特に東北では、ラダー型地域構造の形成、こう言っているわけですけれども、地域の自立を促す地域産業の活性化が大きな焦点でございます。
私も特別委員の一人としていろいろ意見を申し上げたのですけれども、この東北開発促進計画では、東北の地勢の特徴を踏まえました上で、ラダー型、いわゆるはしご型と言っているのですけれども、ラダー型の地域構造を形成すべく、その基盤整備が強く要請されているわけでございます。
この中で京大の教授の話が出ておって、私非常に大事だなと思ったのは、現東名と第二東名の連携が必要で、これは天野という京大の名誉教授でございますが、「アクセスとなる南北軸の形成、つまり両東名を結ぶラダー(はしご)型ネットワークの整備が静岡発展のカギを握る」、こういう記事もございます。
そしてまた核のラダーの問題として戦域核というものが抜けたということ。そして、政治的、軍事的な意味の不協和音が出てきた。 私は、まさにゴルバチョフさんというのは大変な手腕家だと思う。
○永野茂門君 日本の防衛力整備を考える場合、あるいはまた、さらにもっと広く日本の安全保障というものを考える場合に、世界的な戦略調整が必要である、そしてまた、単に一レベルの問題ではなくて、各レベル、全レベルにわたって、あるいはラダーの全部の段階にわたってその検討がされなきゃいけないというお話でありますが、まことにそのとおりであると思います。