1958-10-29 第30回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
どうしてああいう一般の家庭におもしろくない放送を許しているのかというような質問さえあるくらいで、このことは多くの新聞雑誌等にもいろいろラジオ評やテレビジョンの番組の評論がありますので、私たちは絶えずこれにつきましては国民の側になって、聞く方の側になってこのことを考慮しておった次第であります。
どうしてああいう一般の家庭におもしろくない放送を許しているのかというような質問さえあるくらいで、このことは多くの新聞雑誌等にもいろいろラジオ評やテレビジョンの番組の評論がありますので、私たちは絶えずこれにつきましては国民の側になって、聞く方の側になってこのことを考慮しておった次第であります。
ほんとうにNHKのプログラムは輿論調査をいたしておりますし、それから投書とか、あるいは新聞のラジオ評とか、あるいは識者の御意見とか、そういうものをしよつちゆう謙虚に聞きながら番組を考えて行かなければならぬ、これはこういうふうに取入れて行かなければならぬということは、しよつちゆう責任者といたしましては、それを日常の仕事といたしておるわけでございます。
これは日々の新聞、月々の雑誌のラジオ評などが指摘するところでありまして、これは輿論の一致するところである、こういうように解したいのでございます。現在民間放送局の開局申請は、全国におきまして三十九の多きに上ります、さらに三月までには五十局にも達せんとしておりますが、この申請者が続出しておるという現実こそ、NHKに対しまするところの不満を持つておる輿論の反映である、こういうように思うのであります。