1951-03-08 第10回国会 参議院 電気通信委員会 第7号
そうして悪い受信機がどんどん市場に溢れておるというふうな状態が今日ありまして、こういうふうな状態を続けて行つたならば、恐らくラジオの受信機の性能を良くするというふうなことは、折角電波監理委員会で考えられ、或いは放送協会で考え、或いは又ラジオ受信機改善委員会なんていうのが民間、或いは放送協会で作つて一生懸命考えておられまするが、皆そういう尻から抜けて行くんじやないかと思うのです。
そうして悪い受信機がどんどん市場に溢れておるというふうな状態が今日ありまして、こういうふうな状態を続けて行つたならば、恐らくラジオの受信機の性能を良くするというふうなことは、折角電波監理委員会で考えられ、或いは放送協会で考え、或いは又ラジオ受信機改善委員会なんていうのが民間、或いは放送協会で作つて一生懸命考えておられまするが、皆そういう尻から抜けて行くんじやないかと思うのです。
委員から放送協会の経営委員長にお出しになりましたというお尋のものを只今私ここでちよつと拜見をいたしたわけでありまするが、お言葉によりまするというと、昨今売出されている放送債券の使途については局内の整備拡充には充てるが、ラジオ受信機改善の研究費等には何ら考慮されておられないように感ぜられるが考慮きれているかどうかについて伺いたい、とこういうような第一のお尋であります。
それは極く最近に売出されている放送債券の使途については、局内の整備拡充には充てるが、ラジオ受信機改善の研究費等には何ら考慮されておられないように感ぜられるが、考慮されているかどうかについて伺いたい。第二は、若し受信機改善のために幾ばくか予算に組込んでおられるとしまするならば、その額を伺いたい。
先程一つお話がございました受信機の問題に関しましては、例えば運営方針に書いてございますが、最近通産省が主となられまして今取りまとめ中のラジオ受信機改善委員会に協会が参面すべきであるという考え方には我々は豪も変つておりませんが、ただこの委員会が定款或いは規約の決め方によりましては放送協会が放送法に趨れるという問題が可なりございますので、電波監理委員会の方でもまだ研究中のようにも伺つておりますし、又CCS