1967-06-30 第55回国会 衆議院 逓信委員会 第18号
この甲の料金を設定をしたときには、私もそのいきさつをよく覚えておるわけでありますが、御承知のとおりNHKの会計は、あれはいつだったか、ラジオ会計とテレビ会計とに分かれておったわけです。それを当委員会においてこれは一緒にすべきである、こういう意見によってテレビもラジオも一緒に一つの会計にしたわけであります。それから数年を経て、この三百三十円と五十円という形になったわけです。
この甲の料金を設定をしたときには、私もそのいきさつをよく覚えておるわけでありますが、御承知のとおりNHKの会計は、あれはいつだったか、ラジオ会計とテレビ会計とに分かれておったわけです。それを当委員会においてこれは一緒にすべきである、こういう意見によってテレビもラジオも一緒に一つの会計にしたわけであります。それから数年を経て、この三百三十円と五十円という形になったわけです。
そこで、この予算総則についての質問に入りたいと思いますが、まず今度の予算を見てみますと、前あたりからわれわれが言っておりましたラジオ会計とテレビ会計を今回一本にいたしまして、NHKの従来の予算の編成のやり方からいきますならば画期的な改正である、これがNHKの将来の前進の方向の予算になることを私は非常に念願し、また望んでおるわけでありますが、そういう観点から私はこの予算について二、三質問を行なっていきたいと
○森本委員 今の経理局長の御答弁では、今日のこのNHKの予算がラジオ会計とテレビ会計と別個になっておるから、そういうことについてはなかなかやりにくいというふうなお話でございますけれども、しかしこれは、今日のようにラジオ会計とテレビ会計と別個になっておりましても、たとえば第二条において、ラジオにおいては八十五円、テレビジョンにおいては三百円とする、ただし両方取っておるものについてはラジオが年間七百円なら
○参考人(首藤憲太郎君) 経営の合理化、経費の節減につきましてはもちろん常日ごろ考えておるわけでございますが、特にこの予算におきまして、ラジオ会計において工夫いたしております点を具体的に説明させていただきますと、人員の節減とそれから経費の節減と、この両面から考えたわけでございます。
○山田節男君 野村参考人に伺いますが、今おっしゃったことは値上げが……、まあ田中郵政大臣が、これは公言じゃないでしようけれども、意見を漏らされた八十五円ならば二割六分強値、上げする、そういたしますと、先ほど申し上げたように、ラジオ収入だけでも百五十二億、それだけあれば三十三年度のラジオ会計として十九億あまりの建設充実改善計画、これが十分できるわけです。
○森本委員 聞き及んでおるということになりますると、まあその内容については御承知だろうと思いますけれども、それではNHKの方にお聞きをいたしますが、三十三年度の予算において、特にラジオ会計において、この今提案をせられておりますところの予算案と、それから当初の八十何円かの案と百円の案と、どういうところが重点的に違うかということをちょっと御説明願いたいと思います。
○森本委員 今回の値上げ問題については、これはラジオ会計の方でありますので、ラジオ会計の中でどういうことができなかったかということについて、まあ私に率直に言わしめますならば、この八十五円案というものを一つ参考資料として出してもらって、それと対照してここで首っ引きで審議をすればかなり詳細に審議ができたと思いますし、またその資料の要求もしょう考とえましたけれども、あまりにあなたの方に酷になってもいけないと
ただ経理といたしましては、かりにそれが統一会計に入っておりましても、一応ラジオ会計、テレビ会計は、内部的なものといたしましては別途にして、相互に経営態勢を確立していくようにしなければならないと思いますので、この問題については統一的な方向に進むように情勢に応じてお願いしたいと思っております。
○森本委員 第二項においても、ラジオとテレビジョンの間については流用することができない、テレビ会計とラジオ会計とははっきり分れているわけでありますが、今まではラジオ会計は黒字でテレビの方が赤字であるという状態だったと思うわけであります。しかし今後の状況はおそらくこれが逆になるのではないかと考えるわけであります。