1977-03-15 第80回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
ただ、私どもといたしまして、日本全体として新ラウンド、関税一括引き下げ交渉ということに臨んでおります関係もございまして、これを上げるということはやはり非常に困難であろうかと思います。実際の具体的な取り扱いにつきましては、なおいろいろ工夫をしてまいりたい。その中で先生お示しのような御趣旨もできる限り生かしていきたい、かように考えておる次第でございます。
ただ、私どもといたしまして、日本全体として新ラウンド、関税一括引き下げ交渉ということに臨んでおります関係もございまして、これを上げるということはやはり非常に困難であろうかと思います。実際の具体的な取り扱いにつきましては、なおいろいろ工夫をしてまいりたい。その中で先生お示しのような御趣旨もできる限り生かしていきたい、かように考えておる次第でございます。
今回の代償品目でありますスイート・アーモンドにつきましては、国内生産もなく、また引き下げ幅も、ケネディ・ラウンド関税一括引き下げ交渉の結果最終的には一〇%となるところを九%とするだけの名目的なものであります。七面鳥の断片肉は、将来の輸入の伸びが比較的小さいと思われ、また、まるのままの七面鳥につきましてはすでに一五%で譲許しており、いわばこの機会に七面鳥全体について税率を合わせたものにすぎません。
また、最近妥結したケネディ・ラウンド(関税一括引き下げ交渉)に見ましても、今後、各国が関税を引き下げて国際分業を一そう盛んになることが予想されますが、その中で日本の中小企業はいかなる運命をたどらされるか。そしてまた、現在日本の最大関心事である資本の自由化において、外資がねらっている業種は何であるか。大企業と中小企業では受ける影響にいかなる差があるか。