2006-04-20 第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
また、面積支払い、いわゆる緑についてですが、これまでの対策支払い実績を適切に反映させる観点から、特に原料型作物と言われている過去の生産実績については、てん菜の糖度、でん粉原料用バレイショのライマン価など一定程度の品質を加味されるものであるべきだと考えます。
また、面積支払い、いわゆる緑についてですが、これまでの対策支払い実績を適切に反映させる観点から、特に原料型作物と言われている過去の生産実績については、てん菜の糖度、でん粉原料用バレイショのライマン価など一定程度の品質を加味されるものであるべきだと考えます。
○島田委員 年によって気候的にも大変左右されるこのライマン価、つまり歩どまりというのは微妙なものでありますから、想定されたとおり一六・五%でとまる場合ととまらない場合といろいろあります。
○美濃小委員 ライマン価が低いときはでん粉粒子が悪いですから、歩どまりはさらに落ちるわけです。ライマン価の比較だけでなくて、でん粉粒子がことしのように病気の障害その他を受けると、冷害の年でもそうですが、バレイショといえども、極端に積算温度の低い年はでん粉粒子が小さくなる。
それから、歩どまりの点につきまして申し上げますと、現地の方々等からのお話しによりまして、本年度、北海道のバレイショにつきまして、歩どまりが非常に悪いということで、私ども、担当者を現地に派遣いたしまして調査させると同時に、食糧事務所を通じまして、九月末現在の、各農協でのチェックいたしましたライマン価を集計しております。
私どもといたしましては、ただいま砂糖類課長から御説明申し上げたような、現実の北海道の食糧事務所の調査によるライマン価を現在集計中でございます。どのくらいというふうな具体的な数字はまだ申し上げられませんけれども、いま、農林省の農業試験場で委託調査いたしましたライマン価も、現実にかなり下がっておるわけでございます。
まず私の地元におけるでん粉は、ライマン価ではかったでん粉は二%低い。ライマン価ではかったでん粉が二%低いということは、でん粉の出来高に対する一〇〇%比率にすると一二%になるわけですね。大体、北海道のバレイショは、ここの表にもあるように、千ヘクタール作付が伸びて、これは食用もありますけれども、前年度、四十七年度よりも北海道のこの作付した比率の中で、食用イモがぐんと伸びるということじゃないのです。
従来私たちのほうは、こういう原価計算をいたします過程で、でん粉の歩どまりにつきましては非常に慎重なる検討をいたしまして、歩どまりのみならず、ライマン価等あるいは試験場等のデータを集めまして検討している次第でございます。
先生が御指摘のように、ことしはライマン価が非常に下がっておるということの報告を受けておりますが、例年でありますと、高でん粉品種の普及というような点もございまして、実績が上がれば、これは上がった点をとっていきたいわけでございますが、ことしはそういう実情もございますので、それは計算の際大いに考慮していきたいと考えております。