2021-03-18 第204回国会 衆議院 総務委員会 第10号
被災した人たちのために、避難所、水、食料の配布など、きめ細かい生活情報を伝えるライフライン放送は、命と暮らしを守る報道を行う公共放送、公共メディアの使命を果たすために重要な役割だと考えております。具体的には、テレビやラジオで特設枠を設けましたり、ニュースの一部としてお伝えするなどして、被災状況に応じて、被災者が情報を得やすい放送波、放送時間を検討しながら実施しています。
被災した人たちのために、避難所、水、食料の配布など、きめ細かい生活情報を伝えるライフライン放送は、命と暮らしを守る報道を行う公共放送、公共メディアの使命を果たすために重要な役割だと考えております。具体的には、テレビやラジオで特設枠を設けましたり、ニュースの一部としてお伝えするなどして、被災状況に応じて、被災者が情報を得やすい放送波、放送時間を検討しながら実施しています。
このほか、L字放送やライフライン放送、NHKオンラインやニュース・防災アプリで長期間にわたって伝えたほか、訪日外国人や在留外国人向けにはウエブサイトや英語放送で情報を発信しました。 被害情報に加えて、生活情報を伝え続けたことに評価をいただきましたが、命を守る報道はもとより、その後の生活支援の情報にも大きな求めがあると認識しており、しっかりその役割を果たしてまいりたいと考えております。
ライフライン放送等を実施する際には、データ放送とかL字放送、インターネットにも情報を発信し、放送で伝え切れない詳しい情報を視聴者が必要なときに得られるようにしております。 このように、それぞれのメディアの特性を生かして、地域のきめ細かな災害情報、生活情報の提供に努めていきたいと考えております。
おととしの四月の熊本地震では、発災翌日から二カ月にわたり、きめ細かい対応を含めたライフライン放送を行いました。 今後の対応としましては、大規模災害時には、テレビ、ラジオとインターネットを最適に活用して、生活情報などきめ細かい情報発信に力を入れてまいります。