1989-06-14 第114回国会 衆議院 商工委員会 第7号
ただ、私ども、まず対外的には、アメリカも当時は産業政策上のいろいろな施策を批判しておりましたが、最近は、半導体について、アメリカの半導体企業、中堅メーカーが多うございますが、セマティック構想といいまして、年間数億ドルの膨大な金を投じてむしろ日本の産業政策を学ぼうというような形でもありますし、ヨーロッパにおいても、ユーレカ計画ということで、こういう先端産業分野に政府が入って、民間と一緒になって共同開発
ただ、私ども、まず対外的には、アメリカも当時は産業政策上のいろいろな施策を批判しておりましたが、最近は、半導体について、アメリカの半導体企業、中堅メーカーが多うございますが、セマティック構想といいまして、年間数億ドルの膨大な金を投じてむしろ日本の産業政策を学ぼうというような形でもありますし、ヨーロッパにおいても、ユーレカ計画ということで、こういう先端産業分野に政府が入って、民間と一緒になって共同開発
フランスとオランダは欧州ユーレカ計画の中心国でございまして、ユーレカ計画EU95の中心国としてハイビジョンの開発を現在推進中でございます。 米国の方は地上電波を使いましたHDTVを開発中でございまして、連邦通信委員会、FCCの方で現在検討中でございますが、方式についてはまだ未決定でございます。
ヨーロッパとの間では、今先生お話しございましたように、ユーレカ計画というようなことで独自の方式を開発したいというようなことをヨーロッパ側、EC側は考えているようでありまして、その間の隔たりがあるわけでございますが、日本の立場を理解していただいて世界統一規格として採用されるように、あらゆる機会を通じて努力をしていきたいというふうに考えております。
三番目は、御存じのSDI計画の問題とかあるいは欧州諸国におけるユーレカ計画の問題、また最近でいいますとレーガンが超電導開発計画を発表したというように、国際的な面における先端技術の取り上げの問題が非常に出てまいっているわけでございます。
先般来ヨーロッパにおいては、ユーレカ計画ということでヨーロッパの国々が連合して、特定の目標に向けつつ科学技術で協力をやっておりますが、日本はアジアにおいて孤立しておるわけで、したがって日本独自の独創的なそういう研究分野を広げる必要がある、私は、そういう意味からヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム、そういうものをつくりまして、人体の持つ機能を新しい科学技術によって解明して、そしてそれに代替
ただ、またテクノロジーの面もありますし、日本はユーレカ構想に入るわけにいきませんし、その面でのSDIがいろいろな全体のシステムというふうに考えますと、軍事的な安全保障面だけでない議論もしておかなきゃならないとは思います。
っている人もいますが、私は、牧野先生もおっしゃるように、これは単なるフローとしてはいいのであって、すなわちLSI、IC云々というのはフローの本当の一断面における技術のすばらしさであって、真の技術はやはりストックの技術あるいは産業というものをどういう意図とビジョンでこれから日本がつくっていくのかということを考えると、この国際金融における情報システムということをアメリカのSDI及びヨーロッパにおけるユーレカ
それではSDIに入った場合にどうかといいますと、我々の技術というのは、今やまさにインターディシプリナリーといいまして、いろいろな分野のいろいろな国の人がちょうちょうはっしやらないと進歩しなくなったというときにおいて、あの巨大な分野にいろいろな人がいろいろな分野から入っていって、まさに最先端の金をふんだんに使ってやるプロジェクトといえば、ヨーロッパのユーレカ計画かSDIのどっちかしかないのです。
ですから、フランスはユーレカ計画ということで、言うならばアメリカに対抗的に、括弧つきでありますが、独自のSDI計画の開発に進むという結論をもって動いていることは御承知のとおりであります。それも一つ考え、参考の中に入れておく必要があろうというふうに思います。 それから、SDIの配備の問題については先ほど申し上げたことにほとんど尽きます。
現在この種の科学技術研究の国際協力構想としては、さっきもありました一つはアメリカのSDI研究、それからミッテランのユーレカ計画、こういうものがありますが、いずれも軍事利用が面接ないし究極の目的になっているということは否定できない。
それから、先ほど言われたように、科技庁として先端的な技術がどうなっているかということに絶えず目を光らしているということも極めて大事だろうとは思うんですが、SDIというものを単に先端技術の何か発生地であるというふうに見るならば、そういう意味で眺めていけばいいので、つまり、フランスのミッテランが、ユーレカという言葉で表現されるような先端技術の要するに研究体制というものを打ち出すということをもってSDIに
○河野国務大臣 かねてからヨーロッパにございますユーレカ計画でございますとか、アメリカのSDIでございますとか、つまりそういう国際的に相当広がりを見せる牽引力を持った大型プロジェクトを持って、それによって世界の英知を集める、あるいはそれによって思い切った技術開発、科学技術の進歩を促そうという、そういう動きがございます。
○遠藤委員 SDIとかユーレカ計画に比べますと、平和目的に限るという日本の国是に合った方向であるし、夢のある話ではないかな、こういうふうに私は考えるところでございます。 時間でございますので、質問を終了させていただきます。大変ありがとうございました。
しかし、参加するかしかないかは別として、今先生が御指摘になりましたように、SDIとは言わないまでも、ああいった大きなプロジェクト、これはアメリカでは現在SDI、ヨーロッパではユーレカ計画などがございますが、そうした大きなプロジェクト、つまり大きなという意味は、相当大量の財政的な支出がそこに行われる、あるいはまた国際的に相当な協力関係ができて国際的な英知を集めることができる、そういう意味で申し上げているわけですが
○粕谷照美君 日本でもいわゆる欧州のユーレカ計画版が行われる、科技庁で研究段階だ、こういうことでありますけれども、その辺はどこらあたりまでの研究が進んでいるんですか。
一番初めの話のリサイクルに関係するんですけれども、そのリサイクル技術というものをユーレカ計画に負けないような規模でやっていこうという先ほどの総理のお話もありましたが、技術開発によって通産省もおやりのようです。建設省もやっておられるようですね。
世界的に見ますと、アメリカがSDIあるいはヨーロッパがユーレカ、こういうような大きなプロジェクトを組んで、恐らくあの力が相当に技術開発を引っ張っていくだろう、科学技術の進歩をリードしていくんじゃないか。
私は、ユーレカ計画——総理はソルボンヌで、日米欧三極親密協調時代をつくりたいという話があったわけです。エアバスも購入を、これは政府の機関じゃありませんけれども、購入を取りやめた。あるいはこのSDIの問題についても、共産主義諸国という枠だけでなく、やはりユーレカ計画を持っている欧州の一つの思惑というのでしょうか、そういうこともあるわけなんです。
できることならユーレカ計画に対しても日本の参加、協力、そういうものが欲しいんだという、まあそれ以外の部分でもいろいろな議論をしてきたわけでありますが、なかんずく平和あるいは民主主義、その原点は自由を原点にしたいということで、すべての分野について自由の原点に戻りたい、こういうことを話されたわけです。
私は日本の外交姿勢として先ほども総理に尋ねたんですけれども、例えばフランスのユーレカ計画、これはある面から言うと、これはSDIに対抗するというか、ある面から言えば先端技術をアメリカに持っていかれちゃうから困るんだという、そういうための対抗施策なんだと、こういうことはある意味では常識的になっている。
○国務大臣(安倍晋太郎君) ユーレカ計画については、我が国としましては詳細につきましてまだ承知しているわけではございませんが、欧州の先端技術を結集して欧州産業の技術基盤及び競争力の強化を図ろうという目的のもとに、フランスがイニシアチブをとり、欧州諸国の協力を求めているものである、こういうふうに承知をいたしております。
ユーレカ計画なんというのは全くこれに対するものだ、私はこう思うんです。 例えばこのSDIのレーガン構想というのは、ある面から言えば、これは選挙等もありましたけれども、まず強いアメリカのイメージの高揚をするとか、抑止力の向上、それから対ソ軍縮交渉を有利にするためのバーゲニングシップである。それから、アメリカを中心とした西側同盟の強化をする。
そういう欧州の抱えております蓄積の深さ、それからまた最近アメリカのレーガン大統領が提唱いたしました戦略防衛構想、SDIに対して、フランス、イギリス、ドイツがユーレカ計画ということで、科学技術面のヨーロッパのまとまりのようなことを指向しております。
それで、これは一つの提案ですぐにできるとは思いませんが、アメリカは技術と軍事をリンクすることでSDIという計画を提案し、それは対しヨーロッパでは軍事的なリンクを嫌って、それでヨーロッパを中心としたユーレカ計画というやはり新しい技術を中心とする開発計画を行っております。
○政府委員(栗山尚一君) ボン・サミットにおきましては、御承知のように首脳レベルではほとんど討議は行われませんでして、その背景につきましてはいろいろ推測することは可能かと思いますが、ユーレカ計画そのものは先ほど申し上げましたような性格のものというふうにフランス自身も申しておりますし、私ども聞いておりますところでは、ほかのヨーロッパの諸国、例えばイギリスでありますとか西独でありますとかの国はユーレカ計画
○服部信吾君 外務省はそういう見解であるようでありますけれども、一般的に言われておりますところによりますと、やっぱり新聞報道によりますと、ユーレカ計画というのは一つのSDIに対抗したものだと。
例えばフランスあたりはEC等においてユーレカ計画、こういうものをいろいろ今出されております。聞くところによりますと、これはSDIに対抗するものだと、こういうように聞いておるんですけれども、このユーレカ計画については大臣、どのようにお考えですか。