2005-10-26 第163回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
九九年、中国のユーゴ駐在の大使館がアメリカのミサイルに爆撃され、それに対し、今回の反日デモの十倍以上の市民が町に出てアメリカ大使館に投石をし、アメリカ大使館のガラスというガラスが割れ、内陸部の成都にあるアメリカ総領事館は市民によって乱入され、物も壊されました。これがナショナリズムの台頭ですね。 そのナショナリズムのはけ口が、標的が日本に向き始めた転換点は二〇〇一年ではないかと思います。
九九年、中国のユーゴ駐在の大使館がアメリカのミサイルに爆撃され、それに対し、今回の反日デモの十倍以上の市民が町に出てアメリカ大使館に投石をし、アメリカ大使館のガラスというガラスが割れ、内陸部の成都にあるアメリカ総領事館は市民によって乱入され、物も壊されました。これがナショナリズムの台頭ですね。 そのナショナリズムのはけ口が、標的が日本に向き始めた転換点は二〇〇一年ではないかと思います。
第一は、ジュネーヴにおきまして、一昨年八月以来ユーゴ駐在のジョンソンアメリカ大使と、当時のポーランド駐在大使王炳南中共大使との間に、百二十数回の会談を今日まで行なっておる。この会談の結果徐々に変化が現われてきた。私はその内容につきまして申し上げることを遠慮いたしましょう。第二に現われたことは、中共に抑留されておるアメリカ人に対して、面会のための家族の訪問を中共も許し、アメリカも許したことです。