1958-02-12 第28回国会 衆議院 決算委員会 第7号
そうすると、一応あなたの方がユル褌ではなかったが、この不正事実を本人には通知したということを言っていましたが、どの程度この不正事実を発表したのですか。
そうすると、一応あなたの方がユル褌ではなかったが、この不正事実を本人には通知したということを言っていましたが、どの程度この不正事実を発表したのですか。
○榊原政府委員 前段の場合に申し上げますと、「監察部がこんなユル褌と怠慢」だからという「こんな」ということは、その前の報告書から抹殺しておるということと関連があると私どもは考えておるのであります。
○淡谷委員 前半の「監察部がこんなユル褌と怠慢な措置をとった」ということと、あなた方の最後の調査が九月何日になったということの間には、私は切っても切れない関係があると思う。こんなような問題が問題になってすぐあなた方の方の手が入るのであれば「ユル褌」とは言わないだろうと思う。
○淡谷委員 次に三ページの(二)にあります事実を歪曲したということですが、「本書に記述されている監察結果について、その大部分が、当庁の勧告により、改善され又は改善措置がとられているにも拘らず、改善の事実には殆ど触れずに、当庁の監察は「ユル褌」であるとして誹謗しているのは、本書の内容が全般的に、如何に事実を歪曲し、悪意をもって記述されているかを証するものである。
○高田参考人 この問題につきましては、この本の中にも百七十八ページに書いてありますが、「このようなユル褌の極端なあらわれとして、次のような話が部内に伝えられている(情景描写は筆者の推測による)。」とこういうふうに書いてありますように、これは監察報告書にも、何も載っているわけではありません。従って物的証拠はございません。だから、私はこういう話が伝えられているとして書いておるわけであります。