1984-03-24 第101回国会 参議院 予算委員会 第10号
しかし、確かにもう少し形を変えた、現実には学校によっては市町村の指導によって工夫を凝らして弁当を持ってきておられるような学校も私は承知をいたしておりますが、ただ学校給食というのは、私は小学校のときに初めてユニセフ物資で給食というのを経験した一人でありますけれども、当時はやっぱり貧富の差というのがあったと思うんですね。
しかし、確かにもう少し形を変えた、現実には学校によっては市町村の指導によって工夫を凝らして弁当を持ってきておられるような学校も私は承知をいたしておりますが、ただ学校給食というのは、私は小学校のときに初めてユニセフ物資で給食というのを経験した一人でありますけれども、当時はやっぱり貧富の差というのがあったと思うんですね。
第四に、学校給食につきましては、本土におきましては、戦後あの食糧難の際、ユニセフ物資、ララ物資などの援助のもとに学校給食が実施され、最初は脱脂粉乳のみの給食でございましたが、その後小麦粉をいただいてパンが加わり、さらに副食物も加わり漸次形を整えてまいりまして、ただいまでは小、中学校の完全給食にまで進展し、学童生徒の体位の向上は著しく、一般家庭の食生活の改善等にその功績は顕著であります。
そういう遠い話はさておきまして、終戦後におきましては、これはララ物資、ユニセフ物資あるいはGHQの特別の配給によりまして今日に至つております。すでに昨年度からこれが切られまして、今日は脱脂粉乳などはすべて学校給食同様自前でもつてやるという立場に追い込まれて参つております。今日の実際のやり方は先ほど近藤局長から御答弁がありましたように、万事学校給食と同一歩調で取扱つていただいております。
経費三億四千八百二十二万八千円でありますが、児童福祉法によりまして、児童の健全な育成、愛護等、児童福祉の増進をはかるため、各種対策の実施を要するのでありまして、児童委員、児童相談所、一時保護所の運営に要する経費一億八百十三万余円と、また保育所、母子寮等の施設の経営と、保母養成所の助成並びに妊産婦、乳幼児の栄養増進、健康診断等の事業に対し助成いたしますのと、生活困窮家庭及び兒童福祉施設等の児童に対し、提供されるユニセフ物資
このユニセフ物資につきましてはすでに御承知のことと思いまするが、昨年の十月から国際連合の方の御支持によりましてこの物資の配給を開始しておるのでございまするが、今日までの配給の状態は、衣料関係で千三百八十二俵という原棉で配給されて参りましたが、そのうち二十四万八千人に今日まで支給いたしております。これは服ど下着という現物、直ぐ着れるものに換えまして配給いたしております。
それから表をお願いするときに、先程説明のあつたユニセフ物資ですが、今日まで送られて来たユニセフ物資の種類別、数量、それからそれが配給せられた状況、そういうものを一つ最近の日にち、現在で集計したものを一つ表にして頂きたい。