2021-05-18 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第16号
現在でも、ロシア北極圏のヤマルLNGプロジェクトのLNG輸送に我が国の企業が参画をしているところでございます。 他方で、北極海航路につきましては、夏期の利用が主になることや、航路の特性上、通航可能な船舶の制約があることから定期運航を要するコンテナ輸送はやはり難しい面がまだございまして、当面は北極圏における資源輸送が中心になるものと認識しております。
現在でも、ロシア北極圏のヤマルLNGプロジェクトのLNG輸送に我が国の企業が参画をしているところでございます。 他方で、北極海航路につきましては、夏期の利用が主になることや、航路の特性上、通航可能な船舶の制約があることから定期運航を要するコンテナ輸送はやはり難しい面がまだございまして、当面は北極圏における資源輸送が中心になるものと認識しております。
これはヤマルLNGプロジェクトなんですけど、これはロシアの大手ガス会社であるノヴァテックが運営している世界初の砕氷LNG船を使った大型プロジェクトでございます。 これは、ここのロシアの中間の方にありますけど、ヤマル半島ですね、そこで生産されたLNGを、夏は東回り、ベーリング海峡経由で直接アジアまで運びます。
実際、ヤマルLNGプロジェクトを御紹介させていただきましたけど、あれは世界で初めての砕氷LNG船というところで、かなり未知のリスクがあったわけでございます。
これまで、民間のヤマルLNGプロジェクトに関連した北極海航路の利用など、取組の進展が図られてきております。 委員御指摘のように、平成三十年五月、昨年五月でございますが、閣議決定されました第三期海洋基本計画では、第一期、第二期と比べまして、この北極政策を独立した一つの重要な施策として位置づけております。研究開発、国際協力、持続的な利用に係る諸施策を引き続き重点的に推進してまいります。
これまで、それ以降、民間のヤマルLNGプロジェクトに関連した北極海航路の利用や、北極海の公海部分における水産資源の保存管理などに関する国際ルール形成などの取組の進展が図られてきたところでございます。
先ほどの福井大臣からの答弁にもございましたとおり、我が国民間企業におきまして、ヤマルLNGプロジェクトに関連しまして北極海航路を利用する具体的な動きが出てきておるところでございます。
そして、日ロ両国の企業が協力する形のプロジェクト、サハリン・プロジェクトですとかヤマルLNGプロジェクト、あるいは東シベリアガス、油田開発プロジェクト、こうした大型プロジェクトが複数存在いたします。 我が国にとりまして、低廉で安定したエネルギー供給を確保する観点からエネルギーの供給先を多角化する、こうした方針は大変重要だと考えます。