1984-03-01 第101回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
また、今まで日本の対ソ制裁のためにどのくらい日本が損をしているかというと、まず南ヤクート炭田開発についても、日本も入れたかったのだが、そういう状態なのでこれはカナダの商社を入れることにした。あるいはサハリンの天然ガス開発も、日本がやることになっていたものを今度はフランスがやることになった。
また、今まで日本の対ソ制裁のためにどのくらい日本が損をしているかというと、まず南ヤクート炭田開発についても、日本も入れたかったのだが、そういう状態なのでこれはカナダの商社を入れることにした。あるいはサハリンの天然ガス開発も、日本がやることになっていたものを今度はフランスがやることになった。
いままでの継続案件のヤクート炭田の開発、森林資源の開発、これらには追加バンクローンを供与いたしておりますし、サハリンの天然ガスの導入についてもこれは合意をいたしておるのであります。
第五は、南ヤクート炭田の開発プロジェクト。それから天然ガス開発。それに大陸だなの資源開発。全部合わせれば三、四十億ドルになるということでございまして、もう二つばかりはやっておるわけです。やっておりますし、完成もしております。これから手をつけるとすれば、一番手っとり早いものはチュメニであると、こういうことであります。
第五に南ヤクート炭田開発プロジェクトでございまして、約三億二千万ドルの機械設備、レール等を輸出をするということを前提にして、八七年ごろからでございますから、十五年後というまあ少し長い先でございますが、コークス用炭を輸入しようとするものであります。
○田中国務大臣 御指摘がございましたように、南ヤクート炭田の開発プロジェクト、これは一九八七年ごろからでございますが、ずっと長期的に輸入ができるものでございまして、こちらの投資というのは三億二千万ドル程度というものでございます。なおまたサハリンの大陸だなの地下資源開発の問題、オハ地区の天然ガスの問題等もございますが、約二億ドル程度のプロジェクトがございます。