1990-05-15 第118回国会 参議院 予算委員会 第7号
そういうこともあり、最近では貿易関税品目にして関税をかけながら輸入の自由化をしようというヤイター発言もございました。 こういうことで農民は今非常にその点を不安がっております。私自身もミニマムアクセスは認めざるを得ないんではなかろうか、外務大臣も頑張っておられるが、体も元気そうでたくましいけれども外国勢には押されるのではなかろうか、こういう心配をしております。
そういうこともあり、最近では貿易関税品目にして関税をかけながら輸入の自由化をしようというヤイター発言もございました。 こういうことで農民は今非常にその点を不安がっております。私自身もミニマムアクセスは認めざるを得ないんではなかろうか、外務大臣も頑張っておられるが、体も元気そうでたくましいけれども外国勢には押されるのではなかろうか、こういう心配をしております。
○山本国務大臣 今のヤイター発言その他、新聞報道などから私は承知をしております、正式な話であるかどうかは別でありますけれども。 今の先生の御指摘のようなことは現在全く考えておりません。従来の方針どおりまいりたい、こう考えております。
そこでヤイター発言が大変注目をされているわけでございます。長期目標の議論が決着し、短期措置の交渉に入れば、当然日本の米市場開放問題が討議されることになるだろう、このようなヤイター発言があるわけであります。従来からの我が国の政府の方針は私もよく存じております。あくまでもその方針に基づいて対処されることと信じております。
先ほど私が申し上げましたように、ヤイター発言の中を見ても、詳しく申し上げられませんけれども、日本が米問題をウルグアイ・ラウンドの議題に挙げて、米の市場アクセスについての交渉にも応じると約束したこと、こういう表現、これは竹下総理大臣初め日本政府の首脳がこうした約束をしたのである、こんなことをヤイター大使の発言の中に見ますと、これは一体どういうことだと。
ヤイター発言にお触れになりました。 米問題についての三十万トン云々といいます話については、事実は私は承知しておりません。 何回も申し上げますように、おっしゃるとおり米は国民の主食であり、かつ我が国農業の基幹作物であります。このような米の重要性にかんがみ、国会におけるところの決議等の趣旨を体して、生産性の向上を図りながら国内産で自給するという基本的な方向で対処してまいる所存であります。
そして、例示をすればヤイター代表の風圧発言あるいはリン農務長官の発言、一部報道ではございますけれども、国民に与えるインパクトは、生産者のみならず消費者にも与えるインパクトは大きゅうございますから、そういう意味でその都度対応をしてきたところでございまして、ヤイター発言につきましても、二国間交渉というものは米は、ヤイターがこの間日本に閣僚折衝として初めてアメリカが来ましたときに実は私に釈明をいたしました
それからもう一つ、ヤイター発言というのが新聞に報ぜられていて、佐藤大臣随分お怒りになったということでありますが、これは私ども国民の立場からも非常に不愉快ですね、あのヤイターの言い方は。なるほど、それはそういうとり方もあるかもしらぬけれども、日本の国の代表として交渉されているわけでありますから、それに対して礼儀を失した言い方をするということは、これは許せないと思います。
なお加えて、ヤイター発言について、風圧をかければ日本の交渉は言うとおりに進むという極めて遺憾な発言が一部報道をされたのでございます。私は、その事実調査を外務大臣に閣議の席上で要請をいたしました。その結果は昨日の閣議において外務大臣から、アメリカ側の釈明、ヤイター代表自身の釈明、おわび、そういうものが報告をされました。
だから、この文書ができたときにヤイター発言の中身を見てみますと、三百一条を出したことが非常に効果があったというようなことを言っているわけですね。これは私は許されない、本当に日本の外交の失敗ではないかというふうに思うわけです。